９月３０日・「一生懸命」と「頑張る」

講演会の時に「まちづくり活動で言ってはいけない言葉が二つ有ります。それは『一生懸命』と『頑張る』です」とよくお話しさせていただきます。なぜこの二つの言葉を言ってはいけないかという理由は人を集めないからです。一生懸命、頑張って動いていれば誉められるかもしれませんが大勢の人を引き付け、一緒の活動に巻き込む事が出来ないからです。

じゃあどうすれば良いのか？と質問された時には「出来る事を適当に」と答えています。
でも実はこれ、大変高等？なテクニックだという事は具体的に動いている方ならお分かりだと思いますが、なかなか難しいんです。まず誉められませんし評価も低い。しかし楽しそうなコメントこそが大勢の方を引き寄せるんです。

１０月１９日と２６日に新宿区の箪笥区民センターと四谷の司法書士会館ホールでの講演会テーマは「政治を身近に」にしました。国会議員になって１年、もっと大勢の方に政治を身近に感じていただく、その事が倫理観が欠如して、道徳心が希薄になったこの国を立て直す道だと感じました。そのためにも政治を政治家を身近に感じていただきたいと思い、このブログに向かっています。

だったらもっと真面目な話を多くしろ！という御意見も分かりますが、その真面目な意見に耳をかしてくれない方が圧倒的に多い事は分かっていただけると思います。その方たちを非難はしません、そういう風に育ててきた親の世代は間違いなく我々です。

先ずは「政治家も楽しそうだな」「面白そうだな」から私は入って行きたいと思っています。昨日書いた文章について御批判のコメント、それに対しての反論を投稿していただきましたが、なぜ私がこのブログを書いているかを知っていただきたいと思い今の気持ちを述べさせていただきました。

そんな訳で、昨日のお約束も有りますので佐藤ゆかりさんときつそうなスーツ姿の私のツーショット写真を掲載させていただきます。佐藤さんには本会議終了後、突然議員会館の前で「写真撮ろう」と無理やりお願いした事、お許し下さい。また「二人の写真を撮ってくれ」との頼みを嫌な顔をせずに御協力いただいた千葉４区の藤田幹夫議員にも感謝御礼申し上げます。