今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

実績と組織

2008-01-26 09:14:33 | 商店会長のコメント
2005年の当選直後、「何にもしないのに議員になった運の良いスーパーのおやじ」とマスコミの皆さんに揶揄と嘲笑を持って取り上げていただきました。確かに、大学の先輩でもある当時の武部幹事長から「選挙に出てくれ」と頼まれた事は事実です。ただその時に「環境活動、震災対策、まちづくりという具体的な今までの活動を国政の場で形にしてみろ」とも言われました。

1996年、早稲田商店会長だった私が実行委員長を務めた「エコサマーフェスティバル・イン早稲田」は日本で最初の商店会組織による環境イベント、リサイクル、再資源化活動に位置します。それが評価され新宿区の清掃リサイクル審議会委員に選ばれました。

2000年の8月、環境活動が御縁になった全国の商店街の皆さんと㈱商店街ネットワークを立ち上げ、代表取締役に就任しました。同じく環境活動の中から兵庫県神戸市長田の大正筋商店街さんとの連携が構築され、当然のように商店街が主体となった震災対策が起こりました。ここから出てきた「震災疎開パッケージ」という商品とその活動が総務省消防庁の目に留まり2002年9月に「防災功労者内閣総理大臣賞」をいただき、総理大臣をトップとして全閣僚によって構成される中央防災会議の調査専門委員にも選ばれました。

2002年に震災防災の活動を続けている皆さんと「NPO法人東京いのちのポータルサイト」を立ち上げ、理事長に選んでいただきました。一連の活動内容を説明せよという事で、2000年から2004年の5年間全国700箇所の商店街、商工会議所、商工会からお呼びを受け、視察見学させていただく機会を持ちました。

等々の私の活動を御存知の武部当時の幹事長からのお誘いでした。確かに地方議員の経験は有りませんでしたが「まちを動かすことが政治」ならば間違いなく私は政治活動をしてきましたし、「組織が無い」という御心配なら私には全国にお仲間を持つ日本で一番大きな組織がついていると思っています。現在4130店舗が加盟している新宿区商店会連合会の副会長でもあります。

「『政治と宗教には関わるな』と言っている商店会が動くのか、選挙で力を発揮するのか?」という御質問もありましたが、ついに来月、2月23日にはこの区商連加盟の皆さんが主体となった「新宿区・安井潤一郎後援会」が立ち上がる事になりました。まち場の中小零細事業者が集まってどのような事が出来るのか、先ずは具体的な事例をお目にかけられるよう「アンテナショップ」作りから始めますので御期待下さい。

明日は新年会でよく聞かれた「次はどうするの?」に付随した「選挙制度」について書かせていただきます。
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