今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

若者に夢を、ベテランに安心を

2008-07-08 21:01:11 | 商店会長のコメント
「国会閉会中のこの時こそ1年生のペーペー議員は地元選挙区を駆け回って有権者の声を聞きなさい」と先輩議員さんはおっしゃいますがペーペー議員だけでなく当選回数を重ねた党幹部の先生方も地元で、自民党だけでなく、政治そのものに対しての相当な風圧を受けられたようで役員連絡会で「原油高騰にたいしての補助を」「理屈じゃない、どうにかしろ!」という発言をされていたと新聞記者さんから教えていただきました。

去年の秋口から消費は冷え込み、暮れの12月23日は日曜日、翌24日の月曜日は振り替え休日でお休み。地域商店街、まち場は忘年会シーズンで最高のかき入れ時期に3連休になり暮れの商戦に水を差され、その後はおとなしく、落ち着いた雰囲気で大晦日になったように私には思えました。

今年に入り景気の先行きに不透明感が出て、新年度からの各種公的費用の値上げ、原油の高騰、春以降数次にわたる食料品の値上げ、これでは「理屈じゃない、どうにかしろ!」というのも分かりますが、やっぱり理屈も付けて発言していただかないと法治国家とはいえません。理屈に合わない法律ならば政治家には変える権限が有ります。

骨太の方針の中に「5年間で500の新規起業」と記載されると聞きましたが、それならば、「来期1年間で150のモデル店舗、事業の創出」を明確に打ち出すべきだと思います。損益計算書、貸借対照表、資金繰り表もオープンにする本当にモデルになる店舗、事業を興す事を国として宣言すべきだと思います。

商店街、地域で話をしていて一番感じるのは望んでいるものが手に届かないという苛立ちでした。「若者に夢、ベテランに安心」まさにこれこそが望んでいるものに思えてなりませんでした。臨時国会召集までまだ少々時間が有るようですので、どのようなモデル店舗、モデル事業をやりたいのか、「あきんど議連」として走り廻って聞く「御用聞き出前セミナー」を各地で開きたいと思っています。

ついでのようですが、来月8月22日(金)に暑気払いの会を開く事が決まりました。会場は「北海道 新宿アイランドタワー店」、いつも利用させていただいているお店です。詳細は追ってお知らせします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする