「人形町～日本橋ウォッチング」そばの日本橋「砂場」に江戸のそば居酒屋気分を偲ぶ

東京タウンウォッチング「人形町～日本橋ウォッチング」そばの日本橋「砂場」に江戸のそば居酒屋気分を偲ぶ
～経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」～



２６日「イムスクラブ」の人形町～日本橋タウンウォッチングを大勢の参加者で終えました。盛況御礼です。

さて、今度のタウンウォッチングの〆は、やはり世に名高い砂場のそばと決めておりました。私にとって「日本橋砂場」は処女体験。

江戸、日本橋、そばと来れば、“江戸っ子”のように居酒屋で一杯の気分。先ずは、板わさ、そばがき、焼き海苔、焼き葱などのつまみで一杯…これが旨いんですねぇ。どうも悪いクセ!?で、つい産地を聞く。「この海苔、どこの?」と聞くと、引っ込んで聞いてきた答が「山本海苔の海苔です」。駄洒落のような答えに、思わず笑っちゃいました。

そしてメインは、このお店が発祥だという「かき揚げの入ったつゆで食べる天ざる」。この食べ方は初めての体験。個性的な食べ方ですねえ。そして、そばの実の芯のみで作る“純白”のそばとの組み合わせは、噂に違わぬ旨さでした。江戸の風情を伝えるこのお店気に入りました。

蛇足　前回も書いたのですが、神田連雀町の「やぶそば」の天ぷらもかき揚げ、天ぷらで鳴らす「山の上ホテル」もかき揚げが自慢…。
どうも、「かき揚げ」と日本人には“訳あり”の匂いがします。