“男も入り易い”「ルミネ有楽町店」いいね!
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
日を改めてウィークデーの夕方、「ルミネ有楽町店」へ行ってみました。フェイスブック流に言えば「いいね!」といったところが第一印象。
西武百貨店時代は、別館扱いだった小型店(4階建て部分)、現在の「ルミネ2」を「ルミネ1」(8階建て)と一体化させてフロア大型化のメリットを追求している事、これが“迷路的な発見の面白さ”と同じテナントが1と2に跨る顧客の流動化と大型化ショップの旗艦店的メリットを生み出している事(3階と4階)などうまい。
テナント構成も都心型ルミネらしいコンセプトを崩していない。大型専門店は国内勢ではユナイテッドアローズやアーバンリサーチを据え、海外勢では日本初のカリフォルニアのファッション店「ロン・ハーマン」をウリにしている。この店は“セレブリティ”に愛されているのがうたい文句らしい。スーパーもあるにはあるが、生鮮食品主体のものではなく「成城石井」というワインがウリモノのひと味違う店を入れている。
デザインでは、ファサード(入口外観、写真)もヨーロッパ調の洗練されて、落ち着いたイメージで“大人の男女”をターゲットとする狙いにマッチングさせている。ルミネと言えば、新宿のヤング主体で雑踏の駅ビルが稼ぎ頭だが、エキナカを飛び出してエキソトで百貨店に互して存在感を発揮しそうである。ヤングならざるわれわれ“男にも入り易い”楽しめる店になっている。有楽町のイメージを変えるエポック的存在になりそうだ。
~経営コンサルタント・安岡裕二の「東京タウンウォッチングガイド」~
日を改めてウィークデーの夕方、「ルミネ有楽町店」へ行ってみました。フェイスブック流に言えば「いいね!」といったところが第一印象。
西武百貨店時代は、別館扱いだった小型店(4階建て部分)、現在の「ルミネ2」を「ルミネ1」(8階建て)と一体化させてフロア大型化のメリットを追求している事、これが“迷路的な発見の面白さ”と同じテナントが1と2に跨る顧客の流動化と大型化ショップの旗艦店的メリットを生み出している事(3階と4階)などうまい。
テナント構成も都心型ルミネらしいコンセプトを崩していない。大型専門店は国内勢ではユナイテッドアローズやアーバンリサーチを据え、海外勢では日本初のカリフォルニアのファッション店「ロン・ハーマン」をウリにしている。この店は“セレブリティ”に愛されているのがうたい文句らしい。スーパーもあるにはあるが、生鮮食品主体のものではなく「成城石井」というワインがウリモノのひと味違う店を入れている。
デザインでは、ファサード(入口外観、写真)もヨーロッパ調の洗練されて、落ち着いたイメージで“大人の男女”をターゲットとする狙いにマッチングさせている。ルミネと言えば、新宿のヤング主体で雑踏の駅ビルが稼ぎ頭だが、エキナカを飛び出してエキソトで百貨店に互して存在感を発揮しそうである。ヤングならざるわれわれ“男にも入り易い”楽しめる店になっている。有楽町のイメージを変えるエポック的存在になりそうだ。