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「イマダ モッケイタリエズ」と白鵬破れるのニュース
本日は昨日からの持ちきりの話題に触れて…。
大相撲で昨日白鵬が敗れ連勝記録がストップ。日本人力士が破った事になんとなくホッとした感じを持たれた方も大いに違いない。肩の力が抜けた…というのは、こういう時の事を指すのだろう。
とまれ、改めて双葉山(画像)の偉大さに惹き付けられると共に、破れた時に友に打った電報の「イマダ モッケイタリエズ」の言葉が脚光を浴びている。
木鶏と書くが、闘鶏を慣らす名人が、始めの頃「まだまだ、虚勢を張っている」、次の時には「相手の動きに惑わされている」、最後に「もう良いでしょう。まるで木で作った鶏のように動じない」…と言ったという中国の故事からきた言葉である。
双葉山の立ち会いは、「後の先」つまり“受けて立つ”という見事なものだったと言われる。映像を見れば分かる。大横綱と云われる所以であろう。
「木鶏」を目指した双葉山の志は誠に高い。凡人は、ただ恐れ入るのみか。
蛇足ながら、先ほどの電報は、受け取った友人の師である陽明学の安岡正篤(まさひろ)に伝えられたという。著書にも触れられているようだ。
本日は昨日からの持ちきりの話題に触れて…。
大相撲で昨日白鵬が敗れ連勝記録がストップ。日本人力士が破った事になんとなくホッとした感じを持たれた方も大いに違いない。肩の力が抜けた…というのは、こういう時の事を指すのだろう。
とまれ、改めて双葉山(画像)の偉大さに惹き付けられると共に、破れた時に友に打った電報の「イマダ モッケイタリエズ」の言葉が脚光を浴びている。
木鶏と書くが、闘鶏を慣らす名人が、始めの頃「まだまだ、虚勢を張っている」、次の時には「相手の動きに惑わされている」、最後に「もう良いでしょう。まるで木で作った鶏のように動じない」…と言ったという中国の故事からきた言葉である。
双葉山の立ち会いは、「後の先」つまり“受けて立つ”という見事なものだったと言われる。映像を見れば分かる。大横綱と云われる所以であろう。
「木鶏」を目指した双葉山の志は誠に高い。凡人は、ただ恐れ入るのみか。
蛇足ながら、先ほどの電報は、受け取った友人の師である陽明学の安岡正篤(まさひろ)に伝えられたという。著書にも触れられているようだ。