東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

東京タウンウォッチング 売り切り商法は金の卵!?(吉祥寺小ざさ)

2008-03-17 21:06:09 | 吉祥寺・中央線・下北沢
  東京タウンウォッチング 売り切り商法は金の卵!?(吉祥寺小ざさ)

  再び吉祥寺レポート。吉祥寺の「小ざさ」といえば、朝早く行列しないと買えない「羊羹」の神話を生み出した繁盛店として有名。「イムスクラブ」タウンウォッチングでは、11時集合で一番に近い時間に行ったが、勿論無理だった。今では、並ぶための(整理券)まで発行して、不満を和らげているようだ。
 こざさは、吉祥寺の駅前で元闇市だった処が今は、「ハモニカ横丁」と言っている一郭にある。僅か3坪くらいの売店だけ?という狭さだが、一日中行列が絶えない。「羊羹のこざさ」で売り出して、大半の売上は最中が稼ぎ出している様に見える。坪効率から言えば、全国でも有数の売上になりそうな感じ。
 そこで、(売り切り商法)は、打ち出の小槌のような(金の卵)になりうるか?答は、YESではないかと思う。売り切り商法を取っている例は良くあるが、お客の側には(無い物ねだり効果)、お店側には(ウリ逃し)をもたらす。
 言い換えれば、ブランドイメージを高める戦略としてあえて限定数を設定するか、売れるだけ造るという売上優先主義、或いは、品切れを起こさない事がお客ニーズに応えることという考え方をするか…要は、経営者の考え方、大げさに言えば哲学によると言えるのではないか。
 ブランド重視派の私なら、、極めて魅力的に映るマーケティングの手法だが…。
 ※この所訪問者(アクセス)が、コンスタントに100人前後あります。更にステップupを目指して、投稿を続けたいと思っております。
(※併せて、お店や飲食店の道場的切磋琢磨を目指したり、新製品・新メニューを発信する「東京名店塾」ブログもご愛読お願いします)
 

 
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