得意技を持つ!! オンリーワン集団への道
今日は、イチローのさよならヒットに思ったことを取り上げたくなりました。
今年のイチローは、また、ひと味違いますね。
WBCの決勝打の印象が焼き付いていますが、アメリカ大リーグ本番での、年間200安打だけでなく、首位打者もとる勢いがあり、その勢いが28日のさよならヒットに繋がったのかも知れません。
が、…ナゼ、地上すれすれボールになる球を打てたのか!? 根本はやはり、余人に代え難い“難度の高い球もヒットにする”「バットコントロール」の得意技が群を抜いているところにある。言い換えれば、「バットコントロールのイチロー」なのである。
コレを一般に当てはめれば、「○○の誰々」と言われるオンリーワン社員になる事なのではないでしょうか!?
そこまで、評価が高まれば社外に飛び出しても、立派に通用する技(スキル)になる。
大リーグでの活躍の先人では野茂英雄がいます。やはり、(フォークボールの野茂)と浮かぶ得意技が有ったから素晴らしい実績を残す事が出来た。<o:p></o:p>
夢を求めて、アメリカ大リーグへ渡った選手を振り返ってみればどうか!? 今年海を渡った上原、川上などに○○という強みが浮かばない。少なくとも、(私には…)絶対的武器となる球種が浮かんでこない。
米国流大リーグ(MLB)のピッチャー分業制の考え方は面白い。先発、中継ぎ、押さえの役割が決まっていて、先発完投へのあこがれ、ロマン(カッコ良さ)などは余り持たない。そして、先発、抑えのピッチャーには、得意技の鋭い球種が必ずといって良いほど持っている事に気付く。
サッカーのチームがこれからの組織のあり方を暗示しているように思います。個人技に特色があり、全体としてはチームワークが取れている姿が理想の組織と言えるのではないかと思います。(ちょっと理想の追いかけ過ぎかな…とも思いますが、本気なんです)(*^_^*)
※それにしても、大リーグ野球を見ていると、“さよならの場面の喜びよう”は天真爛漫な素直さ!?ですね。 民族性の違いを感じます。