東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「コストコ」

2009-10-05 23:45:50 | 越谷レイクタウン・新三郷・武蔵野線

 東京タウンウォッチング ららぽーと新三郷「コストコ」

 コストコは、アメリカ生まれの倉庫型ディスカウント店です。世界中に500以上の倉庫店(*面白い言い方ですね)があり、1兆6千億円の売上があります。安売り型大型店では世界ベストテンに入っています。
 正式の社名は、「コストコホールセール」と言いますから、卸売りを主にする考えのようです。

 会員制で、年会費が個人4200円、法人3500円、それぞれパートナー2人まで入店出来るシステムです。個人はおまけのようなものかも知れません。

 大量に買い物しない日本人には、馴染まないと思うのですが、さにあらず日本では既に9店舗ありますから定着しているようです。九州に1号店が出来た後、フランスのカルフールが千葉幕張に1号店を出したころ、同じ幕張に2号店を出店しましたから、もう4~5年前になるかも知れません。

 当時タウンウォッチングで乗り込んで行った時の印象では、とにかく“量の多い”ことに驚いたものでした。品揃えは、生活雑貨、食品、家電小物etc.、アメリカ的品物が多く、日本では一寸見られない業態でした。当時フィルム、セロテープなど、軽くて持てるものを買い求めましたが、とにかく量の多いのに閉口しました。
 これも卸と思えば納得ものです。目新しさもあって、ウォッチングした時には主婦らしい女性や家族連れで賑わっていましたが、買い物カートの方はカラカラで実際のショッピングには繋がっていない印象でした。

 定着したと言いましたが、キャッシュオンデリバリー(現金orカード買いで、持ち帰りのシステム)で、車で仕入に来る業務需要が支えているのが実態かも知れません。

 

 

 

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