陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

GoTo東京除外:おバカの浅知恵

2020-07-17 11:59:59 | Weblog
ぶわっはっは!
GoToは「東京目的旅行と都民を除外」して22日から開始なんですと。
政府や国交省は、何とか難問を解いたと思うとるんやろけど、笑止でござりまする。基本的なことを棚上げし、ただ問題解決を先送りしたにすぎませぬよ。
次の様なことがワタシのアタマを巡りましたよ。

(1)スガ何たらやニシムラ何たらは、東京を「緊急事態宣言を出す状況にない」と言いながら、何故に東京を外すんですかな? 感染者が増えていると言うならば、宣言を出さなあかんやないの? この支離滅裂のチグハグさについて、説明を聞きたいですなぁ。「実施はウイルス収束後」についても、詭弁抜きでもう一度説明してくれますかな?

(2)この種のものは、本来、対象外の都道府県なんぞ設けたらあかんのですわ。仮に、神奈川・千葉・埼玉を東京と一緒に除外したら、キャンペーン利用者が激減するんで除外できんかったんやろうが、仕事や生活エリアが一体としてきたのを分断することになりますよ。また、熊本など、大雨の被災地の人は、当分は旅行どころやのうて復旧・復興最優先やと思うけど、やっと復旧の形が見える頃にはキャンペーン終了ですわなぁ。
それに加えて、奥多摩の町村や伊豆諸島・小笠原諸島の人は除外し、横浜・千葉・さいたま市は対象とは、感覚的にはおかしな取り扱いでござりますよ。

(3)除外した都民をキャンペーン対象にする時期なんぞ、何時になるか分からんし、半年後か、1年後か、2年後か知らんけど、改めて対象に組み入れる際には、逆の意味で今と同じ議論(感染状況で組み入れてよいか否か)が出ますからね。
今は都民で、どこかの時点で他県に転居した場合、その時期によってはゼンゼン補助を受けられんかったりして。。。

(4)既に予約済の都民が旅行をキャンセルする場合、そのキャンセル料はどないなるんですかなぁ? また、旅行に踏み切った場合、同宿の他県の人と料金に差異が出る訳で、不愉快やろなぁ。
それに、都民と隣県の人が一緒になった家族旅行・グループ旅行の場合、都民だけ補助はゼロ?

(5)このキャンペーンに限らんけど、都民が抜け道を使うことも可能やし、その監視やチェックはどないするんですかな?

などなど。
どちらにしても、ペテン師おバカゲスぞう政府にできるのは、小手先の浅知恵だけやということが明らかになりましたよ。 

蛇足ながら、新型コロナウイルス感染症対策分科会会長の尾身何たらは、「旅行自体が感染を起こす事はない」として、政府の東京外し案に賛成したそうやが、
そうやとすると、三密を避けるなどの対策をしたら、都民の旅行も問題ないんやないの? これまでの「外出を避け、ステイホーム」方針との整合性はどないなんですかな?
一番問題なのは「無症状の感染者の移動」な訳で、その点に対する対処策を進言したんですかな?

行政が設置する会議体に参加するモンは、御用学者ばっかりということが、ここでも露呈しましたなぁ。
こうした専門家・有識者たちは、政府に利用されるだけですよ。既に、政府は「専門家の了承を得た」ことを防波堤、錦の御旗にしておる様やしなぁ。
今の日本は、おバカ政府と御用学者、お代官様と越後屋で動いておる様でござります。  

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