読書感想154 マスカレード・イブ
著者 東野圭吾
生年 1958年
出身地 大阪市
出版年月 2014年8月
出版社 (株)集英社 集英社文庫
★感想★
ホテル・コルテシアで働く山岸尚美と新人刑事新田浩介が主人公になっている。それぞれ単独で、あるいは事件に絡んで協力して事件を解決していく。本書では4編の短編で4件の事件が語られている。題目は以下のごとくである。
1. それぞれの仮面
2. ルーキー登場
3. 仮面と覆面
4. マスカレード・イブ
山岸尚美が活躍する章はおしゃれな都会のホテルが舞台なので、登場人物もVIPふうの人物もいて華やかだし、今時のアイドルを追っかけるファンも出てきたりにぎやかだ。一方、新田浩介のほうは舞台は地味な都会の片隅だ。二人の接点は4話のマスカレード・イブ。二人は直接会うことはない。類まれな山岸尚美のお客に対する観察眼が捜査を助けるのだ。
主人公がそれぞれ格好いい今時の若い人で、楽しい推理小説だ。
自分も「マスカレード・イブ」読みましたよ。
楽しいですよね。
2人の仕事ぶりが本当に素晴らしかったです。
終わり方も良かったと思いましたよ!
確かに主人公がそれぞれカッコイイですよね。