ようやく秋らしくなって来ました。
朝晩少し寒いと感じるようになっています、風邪にお気をつけください。
北緯50度前後のスイス・南ドイツの夏の気候は、丁度今くらいではないかと思います。
すぐに厳しく陰気な冬が来るのでしょう。
先日の記事「夏休み」について、博識のToraさんより下記のコメントを頂いていた。
「 今更と言う感じもするが、少し説明しておこう。それはヨーロッパ独特の気象条件にある。
従って、ゴルフやサッカーなどヨーロッパで生まれたスポーツは雨でも中止は無い。少ない夏に紫外線を吸収しなくては映画に出てくるセムシ男など・・生まれる要素ありという。経営者と組合の話し合いによる最も冴えたる合意内容である。 人類末永く永続する為には自然に勝るものなしである。
従って、昼の休憩時間は長く3時間位あるよ。お昼も家で食べる人は多いよ。昼寝して、また仕事だよ。町中で甲羅干しは紫外線の吸収ですよ。
アメリカの野球は雨ふれば中止だよ。生まれも良くわかるよ。 」
今回の「初めてのスイス・南ドイツ」のような実質僅か3日間に過ぎない旅行で、しかも観光地主体のごく限られた旅ですら、気候・風土を垣間見られたことは大きな収穫となった。
出発前何度も観光ガイドを読むのだが、通過するだけで一向に頭に残らなかった。
帰国後は頭に入るスピードと内容の理解度が格段に向上したのに驚かされた。
またToraさんに叱られそうだが、「百聞は一見にしかず」といわざるを得ない。
自然を感じる事、あるいは機会も少ない。
年中一生懸命働かなければならない。
これって、恵まれているのでしょうか。
人情も、自然の厳しいところより、薄いような気もするし。
災害も無く、生涯を過ごせる確立の多い。と言うことが、何に変えても有難い事なのでしょうね。
今日は、「志池」で30分ほどぼーっと池を眺めていました。隣で、もっと永く眺めている、少し年配の方が居ました。何を考え、何を思っているのでしょうか。
眺めている間も、時間がもったいないなんて思ったりして。
年中働ける人は、幸せであると思うのですが・・・。
物思いにふける秋の仕業のようですねー。
それでは、次回すばらしい名句を期待しております。