第二次大戦中、石油の輸入ルートを絶たれた我が国の海軍はタンクや航空機の燃料ソースを開発するために躍起となりました。松根油とかひまわりとかが重視され、盛んに研究されたそうです。歴史は繰り返します。
現在、全世界でエネルギー・燃料不足が表面化し、バイオエタノールの開発が急ピッチで進められています。
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大手食品企業のやってきたことは、市場の外縁的拡大と製品差別化と大量生産の結合を進めるマーケテイング。しかし、競争が多様化し、大型化すれば同定問題(品質の差別化)を提起する。実は生産者、販売者と消費者との近接性の喪失がそれを促進する。消費者の農産物と食品に対する社会的意識が強固になり、市場の存続が消費者の態度にかかる時代になってきたという時代認識に立って。
食品流通・加工業は、地域をベースに発展して来た。最近は資源の移動・移入が普遍的となり、大規模化が進展するに連れて地域性という本来的な属性が薄れつつある。換言すれば、地域で土地、原料、労働力をまかない、地消販路を構築することによって、循環型の農と工の協商形式を形成してきた特徴が薄れてきた . . . 本文を読む