待ったなしの燃料不足・・草からもバイオエタノール

080114　草からバイオ燃料
米国の平原に生えている草から、自動車などのバイオ燃料を得る研究が進んでいる。結果は１ヘクタールあたり一年間に数千リットルのエタノールが出来る。
ネブラスカ大学などの研究グループが、科学誌「米国科学アカデミー紀要」に発表。
この草はスウイッチグラスといわれるイネ科の多年草。米国中央部の平原に自生している。セルロースを多数含み、穀物以外のバイオエタノール資源として有望視される。１へクタールから５－１０トンのグラスが得られ、さらに３０００リットルのエタノールが得られる。このバイオエタノールを使うことでガソリンを使うときよりも９４％二酸化炭素を減らせるという。