田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

東日本大震災を追って(経過コメント4)

2011年04月20日 10時36分56秒 | 平和
110314原子力を代替エネルギーと思う悲劇的大錯覚 山代勁二です。停電は大変でしたね。常日頃論じているように、エネルギーと食料の自給率は低いと政治が衰える例ですね。こんどの震災で二次災害の最大の原因は食料とエネルギーが絶たれたことでした。ガソリン不足がなかでも致命的でした。大きくいえば、このいずれもほとんど外国から運ばれてくる仕組みになっております。既に我が国では国内資源に頼る産業、すなわち一次産業が外国の資源依存になっています。もはや独立国の態をなしていません。従って国家も企業も組織が無責任体質になっています。エネルギーでは4%、食料では40%といわれて久しいのですが、これらが外国から買えるという(根拠の乏しい)想定の下でこうした経済社会の構造を選択しているのですから、「想定外」のことが起こったらひとたまりもありません。 原発(東電)の動きを見ていたら、案の定、組織はめちゃくちゃ。縦割りで日本は老化しましたね。若返りを急がなくちゃ。 . . . 本文を読む