老いも若きも、男も女も、農村も都市も、何かにいらだち、おびえ、腹を立てるご時世です。 昔はどうだった?とは問いませんが、もう少し世の中に笑いがあったように思いますが。笑いだったら、お笑いタレントがごまんと居るブラウン管の中を見よと誰かがおしゃっていましたが、あれは「商売」で演じたものだから、乗りにくいですね。それにだいぶん下品です。 昔と比べて最も違うのは世の中が豊かで便利になったことです。それを実感するのは、腹が減ったとき。家を出てちょいと歩くだけで、食べたいもの何でも、いくらでも手にはいる。不足とか欠品とかいう言葉が死語になったかのように。
「食べる」ということについてこんなにすごい、うらやましい時代を作り上げたのに、皆さんはそれに大いに満足しているかと言えば、いらだち、おびえ、そして腹を立てているように思えます。
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