マスコミの退廃が語られて久しい。ジャーナリストが、自分の意志と力で取材先を見つけ、見つけ、情報を収集、分析、評価する能力を失っていること、意志という側面で言えば、自分を発達、進化させようという努力をしようとしない。流されている情報は二番煎じ、三番煎じの、鋳型に収まった、疲労した[ニュース]ばかり。マスコミの情報は創造性もなく、迫力が無いのはそのせいであろう。大事なことはタブーとし、聖域にしながら、虚構の対立を作り出し、生活の現場から遠く離れているところで、ポピュリズムを称揚し、そこに商機を見出す。これを必死で行うことで視聴率アップや読者拡大に身を削る。 . . . 本文を読む