長い人類の歴史を考えると、日本の歴史なんてきわめて短いことを知る。人類が「文明」の形を津作ったのは、いわゆる石器時代も後期、紀元前1万年ぐらい前かと思われるが、それは、人類が食料を作り蓄える技術を獲得してから「以降のことだろう。いろいろな人の意見を調べてみると人類な農業を1万年前に発明していて、これが古代国家、というよりも古代集落を築くようになったこととなる。人類は家族,大家族が集住し、ブロックを作り共同体を作り、それが発展し、連合しながら、この運動の中で陸上に居場所を作り、生産活動を営んできた。悠久の年月の中で人類は民族が移動したり交わったり、戦闘を繰り返したりしながら、民族の形を整え、古代国家を形成していった。それも、天候異変、資源の枯渇、疫病などの様々な攪乱の下で、悠久の国家経営などはなく、最長でも5,000年と続かなかった。国家は、形態的には国境で区切られるが、その国境は常に動揺し、国家の統一の度合いに応じて、国境も変動してやまない。 今、日本は国の形を巡って様々な意見が出され、そのアイデンティティを巡って激しい論争が起きている。その論争の質はきわめて恣意的なものが多く、理性や品位に欠けるものが大部分のように見えるが、とのかく、国民は生活に不安を覚え、その政府を信じていないものが多い。、その不安の大本は、、気候変動問題(温暖化問題)と思う。私は第二に少子高齢化社会、第三に多文化交流問題を挙げる。これらに揺さぶられて、日本の国家のスタンスや対応方法は、20世紀(昭和)時代の考え方では対応できないことが非常に多く、新しい思考とその思考を使うさまざまな社会実験を必要とし、安定した国家運営につなぐための方法を手に入れる必要があろう。このカテゴリーにおいては、「国の形」「国際協力」「食料とエネルギー」、「戦争と平和」など大きな問題を頭に入様々な思考を山代 恵すことにしたい。 . . . 本文を読む