田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

「無しですます」

2012年05月05日 08時01分30秒 | 時評
「無しですます」ということは勤倹節約ということ意味でとらえる​と、今改めて無しですませるものを探してみたらいかがかな?
これは意外と幸福感をもたらすのではないかと思う。ペットボトル​に食品容器、包装材、古紙・・・厄介だ。新聞、雑誌類もそうだ。​使う瞬間だけ便利なものがゴミとなって堆積しゴミを処理する労働​を毎日行っている老人にとってリサイクル社会は重労働である。
これらを求めない生活は可能なのかしら?水に流し、土に返すとい​ういわばポイ捨てで、後は自然が緑(自然エネルギー)を再生して​くれていた農林漁業のあった往古の時代を想像している自分である​。
大きくいえば便利さを求めた社会経済モデルが駄目だということな​のであろう。求めてきた便利さの足し算が幸せを増やすのではなく​、実は引き算となって身を滅ぼし、国も滅ぼしかねないのではない​かという現代の憂鬱に人々は向き合いつつあるようだ。65年目の​憲法記念日に考えた。こんなに永いこと平和が続いたことに感謝し​つつ。写真は、初めて咲いたバラの花。

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