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COMPANYとは仲間、同志の意味合いがある。現今は会社はその意味合いが薄れて、ガバナンスとか、コンプライアンスとか、という言葉が踊り、個人はロボット化し、個性の発揮を求めない組織になっている。大きな企業や組織は、モノクロームな職場環境に成り、「社員」は黙々とコンピュータに向かい、データ処理に向き合う。「社員」は.創意、工夫を必要とせず、マニュアルを見て、その手順通りの仕事をこなすことが求められる。日本型経営は終身雇用と企業年金、労働組合、福利施設で守護され、賃金体系も各種の手当てが付いていた。このため、社員は将来を安心して、「猛烈社員」化したり親分子分のタテ系列と帰属意識がうまくかみ合って企業の業績に貢献することができた。しかしそれは男社会においてであった。企業内における女性の地位は極めて低く、女性自身も就職は腰掛け、あるいは結婚相手探しという意識に囲い込まれていた。
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