彼の文言をそのまま載せてしまおう。
「◎今50歳前後の人は、まだ50年もの人生が待っている。今まで生きた長さの人生が、これから待っている。
◎それを知って、今どう生きるかを考えねばならない。私達一人一人の人間力が試さている。その点、私は結構満点に近い生活に入っている。
◎木工とミカン栽培と蜂飼育は、少ないがお金になる。そして一人新聞を毎月発行し、ピアノや琴を弾き、絵画を描き、各種の講演を聞きに行く。
◎そういえば、高知大学にも行き、孫の様な学生と机を並べて、息子の様な教授の授業も受けている。聞いても、どうせ直ぐに忘れるが、知らないことを知るのは、結構面白い。
◎この生活を続けると、多分認知症になる確率は少ないだろう。元気な期間が長くなる気もする。」(引用終わり)
さて、67というのは、1960年における日本人の男女合わせた平均寿命だそうだ。以下10年後の1970年に72歳と伸び、80年に76歳、90年に78歳、2000年に81歳、2010年に83歳、そして2015年に84歳と伸びてきた。彼が言うには、このままいくと2030年にはめでたく100歳になるだろうと。そうすると今50歳の人は100歳まで生きられるというわけだ。
この期間を健康に美しく生きようではないか、というメッセージを彼は周辺の人に言っているのではないかと思う。。
彼は続ける。
「先ず、脳も各臓器も骨も筋肉も全て、使用しないと衰えるという自然の原理を弁え、維持管理に励み、体が動く間は少しでもよいから、収入に繋がる何かをやり続けたい。それが老化防止にもなり、一石二鳥なのだ。今は、ほとんどの人々がサラリーマンになることを望んでいるが、80歳までも、給料を呉れる職場がある筈も無い。
我がは、過疎地だが今でも農家は高齢になっても、元気一杯働いている。動いていると、認知症になる人は居ない。そんなのを見ていると、自営業とか、農林業の方が、一生を慣らして考えると、良い職業の可能性もある。」
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