221202 朝の散歩 昼の散歩(328)・・・・ “この道一筋 明かりは遠い”
駅で目に付いたのは夾竹桃でした。そして目を見張ったのがピカピカの地下鉄丸の内線でした。乗車していた女性たちは衣服が清潔、美し(過ぎ)、何もかも目新しい驚異の町東京で、うろうろしながら同駅付近で20円の盛りそばを食べ、カリン糖を食べながら、生まれて初めて見る信号灯に気を配り、左右を見て本郷三丁目の下宿にたどりつきました。爾来、そこで暮らしながら錦糸町―大塚を走る都電を使い、巣鴨の高校に通いました。文京区は(というより東京は)素晴らしいところでした。暇を見ては湯島、不忍池、東大キャンバス、後楽園、伝通院、そして茗荷谷付近を散歩していました。
先の 12月2日、なんと60年ぶりに筑波大学(元教育大)に行く用事があり、茗荷谷に降りました。そして若い時と同様に迷いました。多数のビルと激しく往来する車、そして信号機。昔の筑波大学は姿が見えず探しまわしてそこに放送大学と筑波大学の講義室が入り、あとは美しい区立公園に。しばらくベンチに座り呼吸を整えていました。空を見ると美しい秋雲、道々は敷石の上にたまる落ち葉。帰路は池袋から副都心線へ乗り渋谷、田園調布へ。その帰路も迷い続け、通勤客にもみくちゃになり疲労しました。
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