田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

ダンボールの中で生ゴミを堆肥にかえる(4)

2010年01月27日 12時20分16秒 | トマト
方法は、ペットボトル(大)を2本埋め込み、基材を暖めまた箱の内部を加温し続けるという方法だった。この方法をねばり強く進めた結果、少しづつ反応が現れるようになった。生ゴミを微生物に差し上げるという技が、ダンボールの中で実現するとすごいが、なかなか厄介だ。しかし、原理はわかっている。わからないのは、ノウハウ。しかし時間の問題。ペットボトルにお湯を入れて、ダンボールの中の気候を春にすればよい。そのようにして息の長い戦いを9日から18日まで続けた。18日の昼過ぎから温度が急に上がり始めた。昇温まで10日弱かかったわけである。そして18日~21日までが30度台、21日には40度台をクリアーしたが、翌日はまた30度台前半に低下。そこで私は生ゴミの増投を図ると共に箱全体を攪拌して、さらに烏賊の内蔵を加えた。その結果みるみる温度が上がり以降は今日まで40度台を維持している。真冬でも注意深くやれば、発酵をすることがあり、しかも40度台の後半まで昇温できることがわかったのは大いに得るものがあった。これからはもう少し丹念に観察し、試行錯誤を繰り返しながら堆肥を家庭でダンボールの中で清潔につくる技を自分の物にしたい。

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