巨人は、投手力、打力ともセリーグでは群を抜いていた。3番の小笠原、4番のラミネス、捕手の阿部は今が全盛を誇り、いずれも3割、30本、100打点を記録する能力を秘めている。これら強打者が打点を上げるためには出塁者がいなければならないが、これまたなかなかのくせ者がそうっている。坂本、松本、亀井等はスラッガーではないが出塁率が高い。従って今年の巨人は面白いように出塁し、面白いように打線が繋がり、強打をほしいままにした。投手がこれまたすごい。今年は外人投手が4人、ことごとく活躍した。こんな事例は滅多にあることではない。2年前に大金を投じて迎えたクライシンガー〔前ヤクルトスワローズ〕、クルーン(前横浜ベイスターズ)の両投手は額面通りの活躍をし、その上それほど期待されていなかったゴンザレス(前ヤクルト)まで予想外の大活躍でエース級の仕事をし、さらにおまけにオビスポという養成選手まで飛び出してきた。外人をのぞけば巨人の先発投手は、高橋、内海の両左腕、東野ぐらいしか思い浮かばない。それでも中継ぎ、押さえはなかなかのもの、やはりリーグ一であると思う。更に特筆すべきは、若い選手たちの台頭である。余裕が生んだのか、育成の方針が良かったのか、今年は4-5名の野手が、頻繁に出場機会を与えられ、実践で鍛えられた。この選手たちの先行きが楽しみである。ということで今年の巨人には死角がなかった。
日ハムを見てみよう。これは実に地味なチームである。これといったスター選手がいない。唯一のスター選手は21歳のダルビッシュ投手である。これは日ハムのエースではなく日本のエースと賞賛されている。それ以外の投手で、これはと注目を集めるものはいない。野手もそうである。3番を打つ稲葉選手は、一流選手だが超一流というほどでない。先頭
バッターの田中とか、二番の森本も、まあいい選手ではあるが、レギュラーとしては平均的なイメージがある。4番の高橋に至っては、何故この人が4番かは分からない。巨人にいたらおそらくレギュラーにもなっていないのではないかと思う。5番のスレッジは精悍な良い選手でこれは一級品だ。でもこのくらいの選手は各チームには大体一人以上いるものだ。7番の糸井は新鋭で伸び盛り勢いで活躍している選手だ。こうしてみるとスター軍団の巨人と地味軍団の日ハムは好対照、はなから勝負にならぬかとも思ったが、さにあらずで、今1勝1敗でどちらも熱戦だった。多分どちらかが4勝3敗で勝負が決まるのではないかと思う。
日ハムを見てみよう。これは実に地味なチームである。これといったスター選手がいない。唯一のスター選手は21歳のダルビッシュ投手である。これは日ハムのエースではなく日本のエースと賞賛されている。それ以外の投手で、これはと注目を集めるものはいない。野手もそうである。3番を打つ稲葉選手は、一流選手だが超一流というほどでない。先頭
バッターの田中とか、二番の森本も、まあいい選手ではあるが、レギュラーとしては平均的なイメージがある。4番の高橋に至っては、何故この人が4番かは分からない。巨人にいたらおそらくレギュラーにもなっていないのではないかと思う。5番のスレッジは精悍な良い選手でこれは一級品だ。でもこのくらいの選手は各チームには大体一人以上いるものだ。7番の糸井は新鋭で伸び盛り勢いで活躍している選手だ。こうしてみるとスター軍団の巨人と地味軍団の日ハムは好対照、はなから勝負にならぬかとも思ったが、さにあらずで、今1勝1敗でどちらも熱戦だった。多分どちらかが4勝3敗で勝負が決まるのではないかと思う。
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