◎北海道の女狐、高橋はるみ知事
北海道の泊原発の再稼働を、厳しい世論に逆らって、いかにも理性的判断をしたかのように装って、先日承認を与えた高橋はるみ知事に、北海道電力の役員達の6年間にわたる政治献金の事実が発覚した。政治献金が、行政をゆがめるというもっとも端的な例である。高橋知事は、通産出身のいわば、おそらく自公政権の代理人の「官選」知事で、通産行政の利権を背負って、北海道に着任したと言えよう。
北海道電力は2004年から2009年まで、高橋知事の政治団体に、社長は5万円、副社長は3万円、常務と常任監査役は2万円、取締役1万円という「規定」を設けて、組織的に献金をしていた。この発覚に対しても、表向き個人献金だから、法律違反ではないということで、知事も北海道電力もしゃあしゃあとしている。曰く、「役員個人の意志で後援会に加入し、献金しているものであり、会社としては関与していない」のだそうな。大企業のモラルのなさ、汚さ、知事の無自覚はきわまれりである。
国策会社とも言える、この大企業が脱法行為を平然と行っている事実、あれほどの大事故を招きながら、反省もなく、ここまで腐敗していることに驚きを禁じ得ないが、「そんなことは(財界、大企業なら)どこでもやっている」という冷めた目でいる人も多いだろう。
高橋知事は女性である。原発事故がどんなものであるかは、その推進をしてきた通産省は深刻な反省をしなければならないし、知事も、初心を表明してしかるべきであるが、恐ろしいことに、その立場を踏まえて、その知性を使えば、道民の健康と安全を第一に、今回の承認はやってはならぬことぐらい深く理解しているはずである。しかし、自分の保身と欲をつかれて、悪質な献金に自らを汚染し、この女狐は、おそらく急速に信頼を失っていくことだろう。
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北海道の泊原発の再稼働を、厳しい世論に逆らって、いかにも理性的判断をしたかのように装って、先日承認を与えた高橋はるみ知事に、北海道電力の役員達の6年間にわたる政治献金の事実が発覚した。政治献金が、行政をゆがめるというもっとも端的な例である。高橋知事は、通産出身のいわば、おそらく自公政権の代理人の「官選」知事で、通産行政の利権を背負って、北海道に着任したと言えよう。
北海道電力は2004年から2009年まで、高橋知事の政治団体に、社長は5万円、副社長は3万円、常務と常任監査役は2万円、取締役1万円という「規定」を設けて、組織的に献金をしていた。この発覚に対しても、表向き個人献金だから、法律違反ではないということで、知事も北海道電力もしゃあしゃあとしている。曰く、「役員個人の意志で後援会に加入し、献金しているものであり、会社としては関与していない」のだそうな。大企業のモラルのなさ、汚さ、知事の無自覚はきわまれりである。
国策会社とも言える、この大企業が脱法行為を平然と行っている事実、あれほどの大事故を招きながら、反省もなく、ここまで腐敗していることに驚きを禁じ得ないが、「そんなことは(財界、大企業なら)どこでもやっている」という冷めた目でいる人も多いだろう。
高橋知事は女性である。原発事故がどんなものであるかは、その推進をしてきた通産省は深刻な反省をしなければならないし、知事も、初心を表明してしかるべきであるが、恐ろしいことに、その立場を踏まえて、その知性を使えば、道民の健康と安全を第一に、今回の承認はやってはならぬことぐらい深く理解しているはずである。しかし、自分の保身と欲をつかれて、悪質な献金に自らを汚染し、この女狐は、おそらく急速に信頼を失っていくことだろう。
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