龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

「屋久島でヘミシンク」(坂本正道)再読

2024-10-09 21:53:46 | book
「屋久島でヘミシンク」(坂本正道著)を再読。

この夏の台風で、屋久島にある樹齢3000年という弥生杉が折れたと聞いた時、かつて読んでいたこの本の事が脳裏に浮かび、本棚から出して手元に置いて少しずつ読み進めていた。

驚いたことに、その弥生杉のあった「白谷雲水峡」の奥にかけての記述もあり、もののけ姫で描かれたシーンのモチーフとなった場所もあるのだそうな。

自分の場合、ヘミシンクをやっていて勝手に脳内イメージしたセルフ・スペースをこしらえる際、もののけ姫で鹿神さま?が出てきた緑深い木々のただ中にある泉をストレートにモデルにしていたので、たまたまイメージ拝借していたにしては、なかなかのチョイスをしていた・・・ということになるのかな?

本の後半には、著者の盟友・山川健一さんが寄稿しているパートが十数ページあり、多少ヘミシンクをやってみたあとで読み返しているので(最初にこの本を通読した時は、まだヘミシンクを実際にやっていなかった)、具体的に参考になることから今後に興味かき立てられるヒントまでも随分もらえた気がした。

とにかくトータルでかなり有意義な「再読」となった。これだから本は一度目を通してポイ捨て出来ん(内容のショボいモノはその限りではないけれども)。

弥生杉のニュースがなければ、このタイミングで読み返すことはなかったし、屋久島の木の精?に哀悼の意とともに心より感謝したい気分。

屋久島にはまだ行ったことがないので、いずれ一度は行ってみたい!・・・という気になるかと思ったが、意外にも全然そんなことはない。そもそも四国九州は未踏。遠くてめんどくさいのであった。

まあ本州上でまだまだ行かなきゃならんところが沢山あるということなのでしょ。

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「いま人に聞かせたい神さまの言葉」再読と東日本一の大杉

2024-08-07 12:36:51 | book
「いま人に聞かせたい神様の言葉」(船井幸雄・中矢伸一共著)を再読。

出版されたのは2008年の3月。その本を何の気まぐれで16年も経ったいま読む気になったのかといえば、本屋さんに出かけてもそそるオカルト本となかなか遭遇できなくなっているから、ですな。無駄足ばかりになりがち。

それなりに本は出ていても、実に安易で似たようなパターンの本が並んでいたり、出版事情や目利きの不在などにより、そっち系統の重厚な本の出版はなかなか期待出来なさそう・・・ともう思ってしまっており、それならばまたそのうち読み返すことになるだろうとキープしている本の再読でしょ!・・・となるのは必定。

昭和19年に岡本天明さんを通じて日月神示が「おりた」のは成田の麻賀多神社内において。千葉に住んでいるので、行こうと思えばすぐに行けはする場所である。

岡山方面だったり京都や奈良といったいかにもな土地で、江戸時代の末あたりから何やら神道系の神様のメッセージがいろいろ降りていた。

しかし千葉というのはなかなか意外な場所。長年千葉県に住んでいて、そういう神様めいたものがあそこに降りてきたのは何故か?と思っていたけれど、今回の読書中に浮かんだのは、あの神社内には「東日本一の大杉」とされるご神木があったなということ。

まさにそのご神木が「よりしろ」となったのではあるまいか?

そう思うと、東日本一の大杉とされるご神木の写真のありがたみも増してくるではないか。というか、麻賀多神社を脳内想起する場合、あのご神木の存在を意識するのが最もゾクゾク来たりするし・・・(単なる個人の感想です)。


(2010年11月)


(2023年2月)

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「神仏のみことば」(桜井識子著)読了&アニメ「しかのこのこのここしたんたん」

2024-07-08 18:58:36 | book
桜井識子著「神仏のみことば」を読了。

本屋さんで買うか買うまいか目次をチェックしていた時に、

「(1日で)5か所の不動明王をまわれば不動明王の波動が濃くつく」という一行が目に飛び込んできた。運気向上と魔除けに良さそう。そう思ったら、それ以上の吟味を中止してレジへと一直線であった。

他にも「緊急時には真言を9回唱える」という記述もあり、金縛りなどが起こった時に効くのだとか。

自分の場合は金縛りには殆ど遭遇したことはないから、緊急時の対処法というよりは、中央競馬の馬券検討の際に、余計な煩悩を滅するのに有効そうだし、過度な「取らぬ狸の皮算用」を防止する意味でも、お不動様のマントラを9回唱えてから出走表のチェックを始めるのもオツかも?

この本を買う直接のきっかけとなった「1日で行う5か所のお不動様めぐり」を、具体的にどこでやるか検討してみると・・・。

京都などの有名寺社がそこかしこにある場所なら案外容易いかもしれないが、身近な関東圏で考えてみると、毎年とは言わないまでもよく行く成田山新勝寺は外せない。

その成田から京成電鉄、京浜急行と乗り継いで1直線で行ける川崎大師は、距離はあるものの同じ真言宗智山派ということで次にリストアップするのが無難か(成田から川崎大師まで電車で2時間。駅からの歩きを考えるとさらにそれぞれ30分ずつ1時間はみておくべきかも)。

そしてその川崎から南武線、京王線と乗り継いで北西に向かい日野市・高幡不動に行くのも良いかもしれぬ(所要時間1時間半)。昨夜初回放送があったアニメ「しかのこのこのここしたんたん」の冒頭で「不動明王さまの庭に集う乙女たちが・・・」とあったナレーションの「不動明王」とは、まさに高幡不動のことだろうし実にタイムリーである。

ここで西に向かって高尾山薬王院に行けば(成田山新勝寺、川崎大師、高尾山薬王院で真言宗智山派関東御三家巡りが早くも完了するのだが)、山歩きの時間が取られてしまうので、(千葉の自宅を考えれば)東に戻るべきかもしれぬ。

となるとまだ一度も訪れたことはないけれど、京王線高幡不動駅から1時間半ほどで行けそうな都内の西新井大師であろうか。

残すはひとつ。佐野厄除大師はちょっと遠いので、経路的に門前仲町の深川不動尊(西新井大師から1時間以内で行けそう)が無難かしらん?

とりあえずせっかく本を読んで少しその気になっているのだから、いずれ一度やってみたい(川崎大師を目黒不動尊に入れ替えると、時間短縮にはなりますな)。

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「2012人類大転換・宇宙生命体との交信」を再読しながら

2024-06-24 23:54:39 | book
「2012人類大転換・宇宙生命体との交信」(坂本政道著)を再読。

ヘミシンク関連本として「ひとまとめ」にしてある場所ではなく、最初に読んだあと「また読み返そう!」と思っていたらしい場所に入れてあったので、この際手にとって読んでみた。

2007年の夏に出版された本。当時、まだ「ヘミシンク」は実体験しておらず、あくまでも情報収集していた時期であった。この本のタイトルにあるような2012年当時も、まだヘミシンクCDを聴いてはいなかったっけ。

それから数年経ってようやく「時期が来た!」っぽく感じてヘミシンクCDを聴き始めて、やがては自己流ながらノンヘミ(CDを聴かなくても)でもそれっぽい状況(CDを聴いてガイダンスされた先の周波数に持っていけるつもり)にたどり着けるようになった。本当にそこに到達しているかどうかは知らんが。

その後直近6年のうちに3人ほど、身内がこの世を去る「まさにその時」のタイミングの病室に居合わせられて(遅くとも事切れた直後1分以内までに駆け込めた)、ノンヘミでフォーカス27(あの世の入口)までエスコート出来た。

幽霊となって現れていないので、うまくやれたのだな!・・・と自負していたりする。失敗していたなら、「お~いやり直しだよ、もう一度やってくれ!」と出てくるはずだから。

まあそれはそうと、2012年というのは、当時マヤ暦の終わりに伴い怪しい現象に地球が巻き込まれるなどと、「2012年」をタイトルに含めた出版物でオカルト界隈はそこそこ盛り上がっていた時期。意識の大変化が訪れるとする見方もあったが、実際に起ったのは前年の福島原発の事故。あれはある意味で「大変化」をもたらしてはいましたな。

そうやって出版社が期日を示した形でオカルト方面を盛り上げようとした他の時期を振り返ってみると・・・。

真っ先に浮かぶのは1999年ノストラダムス。その前は1983年の富士山大噴火か1985年のハレー彗星だが、ワールドワイドなネタを優先させるなら1985年の方だろうか。

マヤ暦の2012年の前年に福島原発の事故があったことを踏まえて、1999年と1985年を思い浮かべると・・・1986年にチェルノブイリ原発事故、1999年にはJCOの臨界事故があった。

これら3度のジンクスを並べてみると

1985年ハレー彗星・1986年チェルノブイリ
(14年経過)
1999年ノストラダムス・1999年東海村
(13年経過)
2012年マヤ暦の終わり・2011年福島
(13年経過)
2025年「私が見た未来」ネタ

と、マスコミが怪しくオカルト出版商売を始めると、当該年含めた前後1年以内に何らかの原発関連事故が起きるパターンがあるようだ。

ごくごく一部の盛り上がり?でしかないかもしれないけれども、2025年の「私が見た未来」が来年に迫っている今、ジンクス的に前後1年以内に付随してきた原子力方面の事故リスクが高まっているのかもしれない・・・と、今回の本を読みながら意識させられた。

本当に怖いのは当該事象よりも、前後一年以内に付随してくる原子力関連事故の方なのかもしれぬ。去年とある一党独裁国家方面の資源採掘現場で発生したとされるウラン関連の事故が、後世の歴史では大事故認定され「ジンクス終了」しているならともかく・・・。

・・・・・・・・
(追記)
この本は、同じ著者の類書とは明らかに異なり、な~んとなく本自体にゾクゾクっとくる手触り感があった(本の装丁の問題ではなく、神聖度の高い神社仏閣で時々感じるようなゾクゾク感。言うまでもなく、個人の体感です)。

なので、何か重要なメッセージが含まれているのかもしれぬ。読みながらあらためて気になった部分(著者がヘミシンクをして変性意識状態になった末、どこかの誰かからもたらされた?イメージを言語化したものを含めて)をメモっておきたい。

「(2020年には)進化する者と進化を拒む者に人類は二極化する(2004年9月時点のヘミシンク時)」

ブルース・モーエン=死後の人間意識の研究家曰く
「(高次の意識存在との交信のあとで自分が変わって)自分のことが受け入れられるのと同じように、他の人も受け入れられるようになった。」

「突然目の前に仏壇か何か黒いものが現れ、それが視界一面に広がった。ついに真っ暗になった。こんな体験は初めてだ。しばらく待つが、何も起こらない。ここは・・・深宇宙だ。宇宙のど真ん中にいるのだ。
(中略)
ここに来られると「穏やかで集中した状態」の体験ができる。そういう意味でここ(フォーカス42)へ来るのが目標のひとつである。」

・・・・・・・・

最後の仏壇云々の黒いイメージ・・・。

まだ背の低かった小学校低学年の頃に旧宅にあった仏壇の奥を覗き込もうとしても、昔は仏壇の内部を照らす照明など付いていなかったから手前の部分しかよくわからずに、とくに仏壇内部の上の奥まった部分はそれこそ真っ暗な深淵空間のように感じられたっけ。この度はそれが思い出されて、まるで「漆黒」と共鳴したかのような気分になった。

今思うと、その「漆黒の空間」を意識することでご先祖と繋がれていたのではないか?と感じたりもする。いまはもうないその古い仏壇を時折拝んでいた幼少期は、いまよりも予知能力があったし(その後行くことになる高校や大学も、だいたい小学校低学年の時にイメージした通りになった。他にも先見の明を誇りたいケースも結構あった)。

今後実際にヘミシンクを行う時には、あの仏壇の奥の漆黒空間をイメージしたら、もっとメッセージを受けやすくなったりするかも?と思った次第。

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講談社現代新書「昭和の参謀」を読む

2024-05-17 12:52:54 | book
「昭和の参謀」(前田啓介著・講談社現代新書)を読了。

ここ数年「読書日記」の頻度が著しく低下していたのは、全然本を読んでいないというわけではなくて、たま~に書くオカルト関係本以外の大半を、昭和の日本陸海軍方面の本ばかり通読していたから。

おかげで、背表紙がやや暗いブルー系の色に塗られている光人社NF文庫などは手元にかなり増えて、小規模ブックオフの棚の片隅にある品揃え具合に全然負けなくなった。よほど品揃え潤沢な本屋さんでないと、買いたいと思う本がないケースも・・・(興味ある分野が偏っているせいもあるけれど)。

まあそれはそうと、今回読んだ本には陸軍の7名の参謀のエピソードが書かれているが、遺族への取材も多く行われているせいで、各参謀の魅力的な面が浮き彫りになってしまっていて「妙」だった。みんな一面イイ奴、になっちゃっている。

この7人の有名どころのうち、何人かは外国勤務時代に滞在国ないし敵サイドに食われているんだろうな・・・と見なしながら「批判的に」目を通していた。

誰とは書かないものの、とある超有名人なんて、敵サイドの大きなシナリオ全体像の中で、メインルートが失敗した場合のサブチョイスとなる「保険地域」を流動的にしておくための大功績があったから(敵サイドの背後の思惑から見て)、身を守るために本人はさりげな~く「中央」から排除されるように身を処していったし、「中央」(当然、敵対しているはずの人物も、海外留学時代に同じく敵に食われているはず)の方でも阿吽の呼吸で閑職に追いやった・・・と思えなくもない。

異常に頭が良い人達なので、食われている者同士そんな演技なんてお茶の子さいさいだろう。

そう思うと、(勝手に)ニヤニヤしてしまう。

優秀すぎて序列的に海外留学させる場合、帰国時に相手側のスパイになっていないか厳密な取り調べをしないで野放しなのはナイーブ過ぎる。だから負けたのだ。

そもそも本能寺の変で信長様が表舞台から消えて以降、敵サイドの魔の手に落ちたまんま・・・とも言えるから(途中のヤリヤラズも、全部手のひらで転がされただけ)、現在を見ても国益を追求できずこのザマ・・・なのだろうが。

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