龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

「龍が味方する生き方」(斎藤一人&舛岡はなゑ著)読了

2025-01-10 12:54:24 | book
昨年末に旅先の本屋の棚で、こういう書名の本出てたのかと思わず手に取った「龍が味方する生き方」(斎藤一人&舛岡はなゑ著)を読了。

年が明けて地元への移動中に読もうとページを開くと、もう速攻で寝落ちするような何やら強力なパワーが封入されているのか?と思しき本だった。文字の大きい160数ページの本なので、一気に読めるかと思ったらとんでもなかった(内容が難しくて寝落ちするとかではなく・・・)。

その後も帰宅後にページを開くと、すぐに眠くなること3度。ようやく昨夜最後まで読み通せた。

斎藤一人さんはもうずっと八大龍王さまのファン(というか申し子?)なのだそうな。そしてこの本では、その八大龍王さまに祈念しながら日本に古くから伝わる九字(臨兵闘者皆陣烈在前)を行う方法を惜しげもなく公開している。

単純な九字に少し一工夫を加えたバージョン。「九字」だけならそれこそ「動き」を加えながら無数に唱えたことはあるけれど、神仏ないしは精霊?のような存在を意識しながらやったことはなかったな。盲点突かれた。

でもって記述通りにやってみたらなかなか気持ちよい。これは習慣化しようではないか・・・と素直に感じた。

まあもともと自分も八大龍王さまのファンで、千葉県内、埼玉県内、愛知県内のとある3ヶ所にある八大龍王さまとは御縁をいただいておるし、多少なりとも感情移入しやすい前提条件があったのも効いているのかも?

著者の斎藤一人さんは日本全国各地の神社仏閣へ行きまくっているようだから、著者なりの視点をふまえた写真入り神社仏閣本を出せば爆発的に売れるんじゃあるまいか?

読みたいし。

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「嫌われた監督」(鈴木忠平著)読了

2025-01-03 23:55:14 | book
「嫌われた監督・落合博満は中日をどう変えたのか」(鈴木忠平著)を読了。

2004年から2011年までの8年間の中日ドラゴンズは、今では想像できないほど強かった。そもそも良い選手が多くいて、彼らの選手としてのピークとも重なっていた絶妙なタイミングだったとはいえ、その多くの主力選手たちの当時のエピソードを通じ「三冠王3度&中日の名将」の存在感をあらためて浮き彫りにする内容だった。

本書の要点は、突き詰めれば「軌道」と「定点観測」である。

3冠王3度の強打者としての落合選手は、相手投手の球種ごとの軌道をイメージして打っていたそうな。だからそれにハマれば面白いように打てたし、その軌道から外れたボールが来たら打てなかったと・・・。

対戦経験を増やすうちに、個別の投手の様々な球種ごとに軌道を覚えておく。能力のある打者ならみんな無意識にやっているのだろうが、それに対するアジャスト能力が現役時代の落合選手はとりわけ凄かったということなのだろう。

次の「定点観測」は、ベンチの同じ位置から試合を見続けることによって、各選手の動きの経年変化が自ずと見えてくるそうな。それによりコンバートやレギュラーの入れ替えも行っていた由。いちいち細かい理由を説明しないので、動かされた選手本人たちのメンタルを責め苛み、選手のタニマチやひいてはその背後の球団からも非難轟々浴びることになるわけだが、それに対しても詳細を説明しないので嫌われるという・・・。

また、落合選手にまつわるオカルト方面のエピソードにも面白いものがあった。

落合夫人もことさら有名人であるが、まだ落合選手がタイトルを取るようになる前、それまで持っていたお守りの類を全部1か所に集めて燃やさせたあと、新しいお守りをプレゼントしたとのこと。将来のタイトル獲得等も念じ尽くしたものを。

結果は言わずもがな。落合夫人は長野出身だとこの本には書いてあったが、護摩祈祷能力に長けた修験者の家系なのか?と妄想したくなった。それほどのオカルト能力を受け継いでいるのかもしれぬ。

そういう人物が用意したお守りが、後年中日の監督在任中に警備厳重なはずの監督室に置いてあったバッグごと盗まれる事件があったらしい。状況から外部の犯行ではなく内部犯行が疑われたそうな・・・。

先に書いた落合監督時代にそれまでのレギュラーを外された人物は、数年前に中日の監督に就任し、かの有名な「666」を達成した。弱くとも観客動員だけはある状況は、タニマチの力が凄いのね・・・ともうファンでもなくなった人間でもわかる(岩瀬投手の2007年日本シリーズ完全試合リレー完成の瞬間に、「これを機会に、もうプロ野球を真剣に観るのはやめることにする!」と自己暗示をかけたら、もう野球中継をやっていても全然気にならなくなり、以後野球場にも一度も行っていない)。

その「背後関係」が中日球団の保守本流のようなところにも繋がっているのは想像に容易いわけだが、ああいうオカルト能力のエッセンスが注ぎ込まれたようなもの(お守り)を意図的に盗んだグループが中日球団内部にあったのだとするならば、落合監督退任後の中日ドラゴンズの著しい低調さも頷ける。おそらく天罰なのだ。

処方箋は、もう球団売却しかないんじゃね?

もう天罰からは逃れられない中日新聞を完全に外して、JR東海と中部電力を軸に尾張&三河&遠江の企業群で横断的サポートグループを形成させた東海ドラゴンズなら、いまよりもよほどマシになるのではなかろうか?

ただ、「定点観測」の効かない新人選手獲得の面では、落合監督の眼力は著しく残念だったことは付け加えないとフェアではあるまい。当時のドラフトで獲得した選手の活躍度合いを振り返れば、その後の中日低迷の大きな要因でもあるわけだから。

ものには得手不得手がありますなぁ。

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筒井康隆「誰でもわかるハイデガー」読了

2024-11-27 23:39:06 | book
およそ2週間前にNHK-BSで「筒井康隆の世界〜文学界の巨人〜」をやっていたのを観て、買いはしたもののまだ未読の本があったのを「やっつける」気に。

でもってその「誰にもわかるハイデガー」(筒井康隆著)を読了。

エピソードとして面白かったのは、ハイデガーが哲学を学び始める前に神学部にいたということ。それに小松左京さんは、フッサールの現象学を全部大学ノートに書き写したことがあったらしいこと。

そういう本筋とは違う雑学的な部分しか印象に残っていないのがつくづくアレではあるが、筒井さんによれば「20世紀最大の哲学書」なのだそうだから、それを平易に書いたこの文庫本を2度3度と読み返して、これが書かれた当時の1990年前後とは異なり、いまの岩波文庫には訳が読みやすくなった「存在と時間」が入っているそうだから(解説の大澤真幸さんによれば)、そっちもいずれ買ってみましょうか(読むとは必ずしも言い切れない)。

手持ちの仏教思想体系の角川の文庫本(10数冊)を繰り返し読んでおけば充分という気もするけれども。

大学に入ってしばらくして読んだ筒井康隆さんの「着想の技術」に視野を広げてもらった人間なので、件の番組で御本人が最高傑作として書名をあげていた「モナドの領域」もそのうち・・・。

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桜井識子著「龍で開運」読了

2024-10-25 12:39:55 | book
「龍で開運」(桜井識子著)を読了。日本各地(一部外国も)の龍神様絡みの神社仏閣(聖地)を訪れてのレポート本である。

紹介されている中で、西日本5つ、東日本5つとうまい具合にバランスよく実際に行ったことがある場所が載っていたので、読みながら現地を訪れた時のイメージを脳内想起しうっとりした。

それこそ本を手に持って目を通しているだけで、神聖パワーの照射を受けてゾクゾクとしてくる感じ。そして意念を飛ばして、かつて行った神社仏閣を脳内参拝。

中でも室生(奈良)、吉野(丹生川上神社)、戸隠などは、お気に入り中のお気に入りなので、著者のコメントと照らし合わせながら、あらためて脳内参拝してイイ気持ちに。

でもってたまたま昨夜、二階堂ふみさんが出身地の沖縄を訪れる番組「二階堂ふみ/沖縄/ふるさとの島」をNHK-BSでやっていたが、その最後に上記の本でも紹介されていた久高島を訪問。実際に現地の映像を眺められてラッキーだった。

さらに先週の土曜日にチバテレビで放送された「東京島旅」なる番組を録画してあったのを流し見したら、件の本でレポートされていた三原山の神社そのものズバリが映っていてビックリ。

沖縄は遠いけれども、伊豆大島ならそのうち一度行くのもオツかも。

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「屋久島でヘミシンク」(坂本正道)再読

2024-10-09 21:53:46 | book
「屋久島でヘミシンク」(坂本正道著)を再読。

この夏の台風で、屋久島にある樹齢3000年という弥生杉が折れたと聞いた時、かつて読んでいたこの本の事が脳裏に浮かび、本棚から出して手元に置いて少しずつ読み進めていた。

驚いたことに、その弥生杉のあった「白谷雲水峡」の奥にかけての記述もあり、もののけ姫で描かれたシーンのモチーフとなった場所もあるのだそうな。

自分の場合、ヘミシンクをやっていて勝手に脳内イメージしたセルフ・スペースをこしらえる際、もののけ姫で鹿神さま?が出てきた緑深い木々のただ中にある泉をストレートにモデルにしていたので、たまたまイメージ拝借していたにしては、なかなかのチョイスをしていた・・・ということになるのかな?

本の後半には、著者の盟友・山川健一さんが寄稿しているパートが十数ページあり、多少ヘミシンクをやってみたあとで読み返しているので(最初にこの本を通読した時は、まだヘミシンクを実際にやっていなかった)、具体的に参考になることから今後に興味かき立てられるヒントまでも随分もらえた気がした。

とにかくトータルでかなり有意義な「再読」となった。これだから本は一度目を通してポイ捨て出来ん(内容のショボいモノはその限りではないけれども)。

弥生杉のニュースがなければ、このタイミングで読み返すことはなかったし、屋久島の木の精?に哀悼の意とともに心より感謝したい気分。

屋久島にはまだ行ったことがないので、いずれ一度は行ってみたい!・・・という気になるかと思ったが、意外にも全然そんなことはない。そもそも四国九州は未踏。遠くてめんどくさいのであった。

まあ本州上でまだまだ行かなきゃならんところが沢山あるということなのでしょ。

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