龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

ふくらはぎのZAMSTは効いた

2019-05-31 23:56:22 | jogging
黒部のマラソン大会から中4日。

今回はたいしてダメージはないつもりだったが、翌日の月曜日に両方の太ももに珍しい張りが出た。いつものマラソン大会の時よりも、太ももを使った走りが出来たのだとしたら、それはふくらはぎの圧迫サポーター(ZAMST)のせいだろう。

実際、ふくらはぎには全く違和感は出なかったし、コレは効いていたと思われる。

ならば、同じZAMSTの太もも用のサポーターも着用したら、太ももの使い方も効率が良くなって脚の動き全体がもっとナイスになってくるだろうか?・・・と、アマゾンのレビューをチェックしてみると、ふくらはぎ用のサポーターほどの評判はないみたい。

よって、太もも自体に何か違和感が出ない限りは手を出さないでおこう・・・。

ハムストリングの裏がやられるケースもないことはないから。


今日はその太ももの筋肉痛も完全に消えたし、短時間で刺激を入れようと2kmほど控えめにジョグしてからキロ5を切ってペースアップ。

閾値走っぽく4kmそのまま行くつもりだったものの、3kmで気が進まなくなって(というか疲れた)残り1kmは流して終了。

何となく先週のマラソン大会の動きをそのまま10%トレースした感じになった(全体42.195kmを30km過ぎまで真面目に走り、残り10km少々は流したのと配分が一緒で・・・)。このパターンがクセというか、「記憶」されたら嫌だな・・・。

本日6.1km。5月合計212.05km。

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「酒場詩人の流儀」

2019-05-31 12:37:08 | book
「酒場詩人の流儀」(吉田類著)を読了。

時々新書にこういう面白い本がラインナップされるから油断できない(この本は中公新書)。まあ最近の新書本は、サクッと売れる本を出そうとするあまり安っぽい企画内容のものばかりになってる印象なので、毎月書店の新書の棚を片っ端からチェックするほどのこともなく、たまーにで充分。

でもってこれは、BSのTBSでやっている「酒場放浪記」の吉田類さんが地方新聞で連載していたエッセイをまとめたもの。

新潟日報と北海道新聞にそれぞれ連載していたものがワンセットになっているのだが、内容の好みとしては新潟の地方紙に書かれていたものの方に軍配。

新潟は酒処として言わずもがなの本場。そこに住んでる人の目を意識して書かれたため、自ずと中身も味わい深くなっているからかな?・・・と思いつつも、結局札幌競馬場のクイーンステークス(北海道新聞杯)よりも新潟日報賞の方が、馬券的に大儲けした頻度で上だから!・・・といった私的イメージも効いているものと思われる。

新潟日報賞はかつてよく荒れたので、何度かナイスな馬券もゲットしている大好きなレースだった。


それはともかく、この本によって「草木塔」というものを初めて知った。

「建築材として伐採された山林や樹木に対する供養の碑文が刻まれた石碑」とのこと。

その草木塔の9割が山形県にあり、とくに南部の置賜地方に多いらしい。山をことさら大切にする意識の強さが感じられる(「商売」として伐り出さなければならなかったにせよ)。出羽三山行きたい。

やはりBSで放送していたそんな置賜地域のローカル線を舞台にした番組を録画してあったっけ(六角さんの「呑み鉄本線日本旅」)。それをチェックしてみて、そこで取り上げられていた日本酒を飲んでみるのもイイかも。

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黒部名水マラソン(2019)その4

2019-05-30 21:37:24 | marathon
そういえば、30km前後までは結構似たようなペースで走っていた女子がいた。

上はスポーツブラ全開で、とくに肩から腕は日に焼かれ放題。日焼け止めは塗っているにしても、いくらなんでもそんなに日に焼かれて大丈夫かね?・・・とずっと心配していたら、その彼女40km手前の富山湾沿いでぶっ倒れていた。

嗚呼、やっぱり・・・。係員がどこかに無線で連絡しているのが聞こえたが、脚の痙攣とのこと。脳をやられていないのを祈るばかりだ(若いから大丈夫だと思いたい)。


いつ4時間半のペースランナーに抜かれるかずっと待ち構えていたけれど、時々思い出したようにジョグったり、ちょっとフォームを意識しながら100メートルほど唐突に走りだしたりしたのが効いたのか、結局抜かされないままゴール。

先月のかすみがうらマラソンのゴール直後には、脚の攣りの影響により階段を上がれなかった事を思えば、今回は脚のダメージはほぼゼロ。というか、これまでのマラソン大会直後の脚の状態では最も良好。30km以降のウォーキングとゆっくりジョグモードで解れたのだろうか?

去年よりも20分前後遅くゴールしたのに、総合順位はむしろ上がっていた。出走取消や競争中止も多かったのかもしれないし、それだけ過酷だったのだ。わかるわかる。

黒部名水マラソンは、去年と今年で自己ベストと自己ワーストを記録した絶対忘れられない大会となった。

沿道での地元の方々の応援も、申し訳ないくらいありがたかった。一般家庭の玄関先で、ホースで散水してくださった家々も相当数あって随分助けられたし。

応援して下さる方々の前を通過するときは、ちょっとだけジョグペースも上がったり・・・。

本格的な熱中症ではないだろうが、なんとなく軽い頭痛が夜になって出てきた。そりゃ4時間20分弱もあの炎天下にい続けたら、どこかおかしくなるのも無理ない(翌日もその頭痛は引きずり、強いてあげれば腎機能も低下した気配)。

もしも最後までよせばいいのに頑張っていたら、この程度では済まなかったのは確実。結果は最悪だが、ポジティブに考えるべき・・・と頭で思い込もうとしても、やっぱり腹立たしいのは結局天候の事。そこに行き着く。


大型台風襲来の直撃コースに入って中止になった去年の松本マラソンをはじめ、今年は奇跡的に天候がまともだったかすみがうらマラソンにしろ、今回の黒部名水マラソンもしかり。

マラソン大会はギャンブルだという思いを痛感した。競馬好きには当分やめられない・・・(多分)。

今年がこの状態だったのだから、来年は去年のようなまともな天候に戻るかも?と読むならば、来年また黒部に行くんだろうな。

5月合計205.905km。

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黒部名水マラソン(2019)その3

2019-05-29 19:29:36 | marathon
逆算すると、もう自己記録更新への余裕はない(25km過ぎから落ち気味だった)。というかネットタイムのサブ4も怪しくなるかも・・・。

水を飲んでも、ほんの2分か3分で喉が渇きだし、脱水リスクが頭をよぎる。

マラソンを走っていて後半よく遭遇するありがちな負のスパイラルな思考の流れだということは重々承知していたけれど、まだ露骨なダメージが出ていないうちに止めようと判断。30度の炎天下で外を走るなんて、虚弱体質系の自分は本来やってはならんことだ。

記録や自己満足を追うのは、もっとまともな条件下でやれば良いこと。やって良いことと悪いことがある。

開会式で高橋尚子さんもたしか言っていたぞ。「記録は前の方にいる速い人に任せて、他の人は無理をしないで・・・」みたいなことを。神様の発言を無視してはバチが当たる。

それで心は決まった。降りる。

「大迫傑選手」することにした。

あとは、もうウォーキングである。収容車に乗って人を煩わせるのもなんなので、とりあえずゴールまでは行く。頭も脚も内蔵もまだ微妙な状態には至っていないし、時折横腹が痛くなる気配がするのを今回初めて経験したことくらい(もちろん立ち止まって脇腹をおさえるほどではなく)。

本当はまだ余裕で走れるし、体調面で「降りる」ことを推奨する要素はほぼない。やろうと思えばやれるが、そこまで無理するのもね・・・というのが物事の基本スタンスだから・・・。無意識レベルの制御下で、今回はそれに素直に従った形か。

そんな感じでのっしのし歩幅をおもいっきり広げて歩いたら、キロ8分40秒前後なのだとわかった。それが今日の収穫。ただそうやって無理に脚を伸ばすとふくらはぎに違和感が出る気配も感じだしたため、これなら軽いジョグの方が安全かも・・・と考えなおし、普通に歩いたりジョグしたりを断続的に繰り返し、30km以降の残りを費やした。

当然のことながら、抜かれる抜かれる抜かれまくる。前半で見憶えのあった美ジョガーたちの後ろ姿にも。

給水所に着いたら、コップ2杯を受け取って1杯は口へ、もう1杯は首のうしろや脚へかける。潤沢に用意されている黒部の水。これはもう本当に最高に美味しい。ただ、炎天下に置きっぱなしになっていた水は、全然冷たくないことも幾度もあった。この日差しにあっという間にぬるくなるのだろう。去年はなかったこと。

もうアクセクすることなく、手持ちのショッツを口に含んだり、塩分対策とリコピン効果を狙って密かに携行していた小型のトマトジュースを飲んだり、ビタミンC補給のためにパックのグレープフルーツジュースをゆったりちゅーちゅーすすったりもした。

想像以上に食べごたえがあるので、今年は食べないようにしようと決めていた「塩アイス」も予定変更してゲット。去年は塩の味を感じたが、今年は単なるアイスという感じ。それだけ体内から塩分も失われていたのだろう。ごちそうさまでした。今思うと、富山産の米を使ったミニラーメンも食べておけばよかった・・・。

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黒部名水マラソン(2019)その2

2019-05-28 18:23:47 | marathon
前半は思惑通りに進んだと言える。ズームフライフライニットさまさまで中間時点で前年比1分15秒ほどのアドバンテージを得た。暑かったのに。

25kmから35kmまでは下り基調なので、普通に走っていられれば露骨に落ちることはない。それゆえ35kmまではまあまあのペースで行けるだろうが、その後はダメージの蓄積でえらいことになるかも。

練習での長距離練習不足はわかっているので(5月上旬のふくらはぎ痛発生で、根本的に予定が狂い25kmを1回走っただけでは・・・)、それこそ下りのアドバンテージが終わる35kmでパッタリ止まるかもなぁ・・・。

なーんて考えているところで、唐突に出現した大会ゲストの高橋尚子さんとハイタッチ。去年よりもパーンと力強くハイタッチ!させていただけてテンション上がった。開会式での盛り上げ上手っぷりもそうだが、いやー本当に女神さまですな。

去年は27kmあたりにいた彼女。今年は26km手前に。

が、よくよく考えてみると、今年高橋尚子さんがいたのは25.9km地点。つまり「地獄(259)」。地獄に仏か・・・いや女神様や・・・なんて頭の中でボーッと考えたものの、この「数字」が頭から離れなくなる。

こういう巡り合わせは、このままいくと地獄を見るぞ!・・・という運命の女神によるセッティングめいてるな・・・と思ったりなんかして。

この時は既にペースランナーはかなり先に行き、直線になると前方かすかに「あそこにいるな」とわかる状態まで離されていたが、去年は20km手前の時点で完全に4時間のペースランナーに置かれてから、最後の最後に帳尻を合わせられているのでけっして悲観的な展開ではない。普通の状況なら・・・。

とはいえ、このままいくら下り基調とはいえ、5:20/kmから5:30/kmを維持し続けるのはなぁ・・・とネガティヴ心が充満。それほどまでに「地獄」を意識していた。させられていた。

それでもって30kmに到達。

脚はまだ問題ないし、体感も給水所ごとに水を飲み、体にも水をかけてなんとかここまで来られている(メイタンのゴールドも最後に備えて温存中)。しかし暑さに馴れていない現状でここまで炎天下で3時間弱動き続けて、あと1時間無理をするのか・・・と考えると、どうせ最後まで頑張っても1分か2分届かずサブ4失敗する流れだろ・・・これ、ラスト5kmで急ブレーキが起こって・・・と悲観的な思いが連鎖していく・・・。

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