日なたでよいしょ、木陰で一服

花が大好き、野の花も好き。
農家の主婦が、日々のあれこれを綴ります。

柿 摘果

2011-06-04 21:35:52 | 農作業
キウイフルーツの授粉で、放りっぱなしになっていた柿。

まだ25アール程残っていたのです。

花はすっかり終わって、もう実になっています。

実はぎっしり付いています。

おまけに、2番花も付いているのです。



蕾の部分が2番花です。
これは残しておいても、奇形果になるので摘み取らなければなりません。

その上、生理落果も始まっているのです。

生理落果とは、たくさん実が付きすぎて、自分が(この場合は柿)育てられる以外に実を落としてしまうことです。

それでは、生理落果を待っていれば、わざわざ摘果しなくてもいいのじゃないかと云うと、そうではないのです。

摘果では、下向きや横向きの、大きい実で、中央より先の部分で残します。

でも生理落果では、大きいいい実から落としてしまいます。

だから今日も、柿畑で摘果です。

蕾の時は、摘むのも簡単ですが、実になると和歌山弁で言うと「しなこい」のです。

「しなこい」けれどもう少しで終わるので、頑張ります。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする