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「学びの森」
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薬草園の初夏に咲く花・・・内藤記念くすり博物館

2022-06-07 17:51:05 | 内藤記念くすり博物館
内藤記念くすり博物館で
初夏に咲いている薬草園の花を
半年ぶりに見てきたので紹介します。(4日)

今はコロナで、日曜日も休館。


薬草園だけでなく、薬木園、温室に、本館、展示館、図書館があり
約700種類の薬草・薬木を育成し、一般公開しています。
図書館以外は何度も利用しています。




薬草園の一部、奥の建物は隣接するエーザイ工場。


キリンソウ・・北海道から九州に分布。新鮮な葉を揉んでその
葉汁を虫刺され、切り傷に外用する。


ケイトウ・・熱帯性の雑草で、本州西部、四国、九州の暖地で帰化し
ときに栽培もされる。降圧作用などがあることが知られている。


クロタネソウ(二ゲラ)・・ヨーロッパ南部原産。利尿薬として
用いられたが、家庭での使用は避けた方がいい。


ウツボグサ・・日当たりのよい山野に普通にみられる。
夏枯草散などの漢方薬に配合される。


ヤナギハッカ(ヒソップ)・・南ヨーロッパ原産。芳香があり香水や
リキュールの風味付け、若葉はサラダやハーブティとして用いる。


ムラサキバレンギク(エキナセア・プルプレア)・・北アメリカ原産。
抗ウイルス、免疫力を高める、アレルギーを和らげるなどの作用
があるとされサプリメントとして使われる。


キクニガナ・・地中海沿岸原産。肝機能を高めたり、腸内環境を
整える効果があるとされる。


ローマカミツレ(ローマンカモミール)・・西ヨーロッパ原産。
花をアロマオイルとして、煎じ液は消化不良やリラックス作用
があるとされる。


ウスベニアオイ・・南ヨーロッパ原産。粘滑薬とされ、気管支炎など
の痛みを和らげ、症状を治すのに利用される。


サボンソウ・・ヨーロッパ原産で鑑賞用にも栽培され、根茎を
石鹸が出現するまでは洗剤として利用していた。


ラベンダー・・地中海原産。花はハーブティや匂い袋、ポプリに、
精油は香水や入浴剤などに調合される。


トウキンセンカ・・地中海沿岸原産で花壇や切り花用に栽培され
西洋では古くから染料、薬用として用いてきた。


オオアザミ(マリアアザミ)・・中近東地方原産。黄疸や肝炎など
肝臓の病気利用用されてきた。


ヘンルーダ・・南ヨーロッパ原産で古くから魔よけの植物とされた。
精油は石鹸や香料として、乾燥させた地上部は駆風、止血などに
利用された。


オニサルビア(クラリセージ)・・地中海沿岸原産。精油採取で
フランスやロシアで栽培され、強壮作用や鎮静作用が認められる。


ベニバナ・・エジプト原産。古くから染料や化粧品原料として知られる。
生薬の紅花は、漢方で婦人病薬に配合されている。


アマチャ(アジサイ科)・・山アジサイの甘味変種。甘茶、甘味料と
して用いる。


ウイキョウ・・地中海沿岸原産。果実は香が強く、薬用、香味料に
使用される。


カワミドリ・・日本・中国に分布。ハッカに似た香りがする。




変わった形の果実 レンブ  初めて。


カカオ・・カカオ脂が融点が34℃前後で座薬の基材に用いられる。
種子からチョコレート、カカオ脂を絞った残物がカカオとなります。


太い茎や枝に大きな実がたくさん生っています。
花は小さくていっぱい咲きます。


コショウ・・種子を粉砕して香辛料に、蒸留して芳香ある
揮発性油を得る。


パパイヤの花が咲いてました。




ご訪問ありがとうございます。



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