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「学びの森」
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村国座芸術文化公演「高千穂神楽」

2011-11-01 10:07:05 | 村国座
高千穂神楽(国指定重要無形民俗文化財)
 宮崎県高千穂地方に伝わる「高千穂神楽」は、天照大神が天岩戸にお隠れになったおり、岩戸の前で、あめのうずめの命が舞ったのが始まりと伝えられるものです。この地方では11月末から2月上旬にかけて、秋の実りへの感謝と翌年の豊穣を祈願し、夜を徹してあちらこちらの神楽宿で神楽が奉納されます。
今回、岐阜県各務原市の 村国座 で、宮崎県高千穂「二上神楽保存会」の公演が行なわれました。(29日)




村国座

「村国座」は客席と舞台を備え、本格的な廻り舞台と広い花道、奈落を持っており、虚飾を廃した素朴で力強い造りの建物です。 明治10年ごろに創建され、今日まで原形を大幅に変える改築や、映画館向きに改造されることもなく保存され、江戸時代末期から明治時代初期の劇場建築の典型を今に伝える数少ない農村舞台であるとして、昭和49年には国の重要有形民俗文化財の指定を受けました。


演目:手力男・・・高天原の神様の中で一番力が強い神。岩戸の中の様子を窺う舞です。


演目:うずめ・・・踊の名手、うずめ命が面白くおかしく踊って天照おおみ神を誘い出す。



演目:戸取り・・・天の岩戸を取り払い投げ飛ばすところ。


演目:御神体・・・イザナギ、イザナミの男女の二神が酒を互いに飲み交わし、酔った勢いで面白おかしく舞われる舞で、また子孫繁栄に励まれる舞で、観客から笑を誘っていました。


演目:舞い開き・・・天照大神の再臨を祝い喜ぶ舞


手前に花道が見えます。

高千穂夜神楽は夕方から始まって翌日まで16から18時間かけて、33演目が演じられます。今回は1時間半で8演目が公演され、神楽を初めて見て、日本の伝統文化の素晴らしさを改めて実感しました。今回公演をされた人たち、一人を除いて、林業や農業なぞの現役の人たちばかりだそうです。





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