深夜販売に行ってまでIvy Bridgeでマシンを1台組んだ私ですが、そのうちサブマシンもIvy Bridgeで
入れ替えようと思っていたら、SZ77R5の仕様の面白さに釣られて衝動的に買ってしまいました。
というわけで、SZ77R5の話を今回は書こうと思います。
SZ77R5はShuttle製のベアボーンキット。Mini-ITXのケースサイズでPCIExpressスロットを2本持ち、
500Wの電源を持ち2スロットのグラフィックボードも装着可能。ベアボーンキットの老舗だけあって
筐体構造もよく考えられており、分解・組み立ては非常にやりやすいです。これで市場売価32800円と
いうのは非常に安く感じます。
毎度恒例のWindowsエクスペリエンスインデックスは下表の通り。SSDはmSATAスロットに
直刺しするタイプのものを実装しました。DDR3メモリの半分以下の基板サイズで128GBの
SSDというのは正直驚きです。
<td colspan=2>SZ77R5
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最後にSZ77R5が欲しいなと思われた方に注意点を少しだけ。
1.CPUクーラーは筐体に備え付けられた専用品を実装するのですが、CPU表面に塗るグリスは
添付されていますが、グリスを塗るための工具は入っていません。あらかじめヘラっぽいものを
用意しておきましょう。
2.mSATAスロットに実装するSSDを固定するネジは添付されていません(HDD2台分と光学ドライブ
1台分のネジは添付)。M2ネジ(スリム光学ドライブの固定用ネジ)が2本必要になるので、
あらかじめ買っておきましょう。自作パーツの一つとして単体売りされています。
3.PCIExpress×16スロットに×1のボードを挿しても認識しない模様。内蔵GPU使うから拡張ボード
2本挿そうと思っても出来ないと考えた方がいいです。というか自分がそれにはまりました。