young流PC工房

PC自作マニアにしてガジェットマニアの私が趣味で手を出したり出さなかったりした色んなガジェットの話を中心にしています。

数年ぶりのPC自作で大失敗した話

2018-02-18 23:37:59 | デジタル・インターネット
今回は自戒を込めて書きます。

私はここ3年間、メインマシンにドスパラのショップブランドモデルを
使ってきました。その前はBRIXという超小型ベアボーンを使っており、
PC自作を趣味と公言している割に数年間自作からは遠ざかっていたの
です。そんな私にとってRyzenというAMD渾身のCPUは非常に魅力的に
映りました。そしてそのRyzen、人気の高さとは逆にショップブランド
モデルでの採用例が非常に少なかったりします。しかもグラフィック
ボードにRADEONと組み合わせたモデルはごく一部しかありません。
なければ作るしかない、という原始的な欲求に則って、私は数年ぶりに
PC自作にチャレンジする決心をしました。しかしこれが久しぶりすぎて
かなりの大失敗をしました。それらの失敗をざっくり書いていきたいと
思います。

失敗①:メモリ選び
今回はマザーボードにmini-ITXを選び、コンパクトでパワフルなマシンを
目指しました。必然的にCPUクーラーも背の低いものを選ぶことになるの
ですが、メモリをヒートシンクの付いたものを選んでしまったため、
ヒートシンクの天頂部分とCPUクーラーのヒートシンク下部とか干渉して
しまいました。幸いにもメモリ交換保証を付けていたため、ヒートシンク
のないメモリに交換して貰って難を逃れましたが、これはまだ序章に
過ぎませんでした。

失敗②:ケース選び
グラフィックボードはボード長170mmながらRADEON RX570を積んだボード
を使おうと最初から決めていたので、必然的にそのボードが入るケースを
選ぶ必要があります。そこで私が選んだのはPC-Q21。コンパクトながら
170mm長のボードが入る、かなり見栄えのするデザインに惚れて購入
しました。ところがいざ組んでみると、RX570用の補助電源コネクタを
挿したらケースの幅が足りず側板がはまらないという問題が発覚。それに
加えてボードを挿すのも困難ということが分かり、どうやっても回避
できないと諦めざるを得ませんでした。これは結局ケース買い直しです。

失敗③:プラグイン電源の奥行き
新しく買ったケース、電源の制約が奥行き100mmのSFX電源というもので、
あらかじめ買っていたのが奥行き100mmのものだったので問題ないと
思っていたのですが、プラグイン電源だったためコネクタ分だけ奥行きが
出てしまうという問題があり、ケースの内のクリアランスがかなり
ギリギリになってしまいました。幸いにもこれは特に交換とか加工とか
せずにクリアできました。

失敗④:CPUクーラーのグリス
買い直したケースに全ての部品を組んでようやくWindowsのセットアップ
まで完了させましたが、突然リブートがかかった上、起動画面にCPU温度
異常エラーが出てそこから先に進めなくなってしまいました。思い返すと
CPUクーラーを取り付けるために添付のグリスを塗ったのですが、その
グリスの総量が明らかに少なく、本当にこれで大丈夫だろうかと半信半疑
でいたのですが、やはり少なかったようです。近所のPCショップまで
グリス単体を買いに行き、せっかく組んだPCを再度ばらしてグリスを
塗り直しました。

一応ここまでやって、セットアップに取り組めるようになりました。
本格運用開始まであと少しですが、データの引っ越しが莫大なので
時間はかなりかかりそうです。


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