韓国大統領と中曽根元首相が会談…日中韓の協力拡大を提言
(2008年2月26日18時31分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080226-OYT1T00483.htm
いろいろな人が韓国新大統領と会談というニュースは聞くが、韓国に長年不法占拠されたままの竹島問題について、話し合ったという話は聞かない。日韓間の問題に触れないままで、口先だけで協力拡大を提言するだけでは何にもならない。
その上、相手側からは、「外国人参政権」を在日韓国人に付与せよとなどという日本への内政干渉ともいえるような問題に、「実現できるように努力したい」と答える野党民主党党首といい、わが国の政治家たちは、誰のために日韓協力拡大を提言しているのか、本当に疑わしい。
外国人参政権のような国の根幹に関わるような懸案を持ちかけられながら、「協力拡大を提言」もないではないか。いまある問題は棚上げするばかりで、その上新たな譲歩を迫られるような大問題を持ちこまれるなら、そんな「協力関係」を拡大する必要などない。政府は、懸案を解決し、日本の国益拡大のための外交をするべきである。