派遣法改正案が審議されているようです。
景気後退で非正規労働者らの大幅削減が続き、雇用問題が深刻化する中、迎えた5日の仕事始め。連合の高木剛会長は2009年春闘で雇用も賃上げについても要求を実現する意気込みを見せた。経営側は賀詞交換会などで、大手企業のトップらが「経験したことがない急激な環境変化だ」と危機感を強調。経済情勢をめぐる労使の隔たりは例年以上に大きく、春闘で激しい交渉が予想される。
高木会長は連合本部で年頭の記者会見。「賃金も雇用もというスタンスでやらなければ景気回復はできない」と述べ、春闘をめぐる論戦の口火を切った。
各労組の賃上げ要求額はここ数年で最高となる見通しだが、経営側は賃上げだけでなく雇用の安定にも厳しい姿勢を示している。非正規労働者の大量削減への対応でも、連合は労働者側の最大組織としての力量と真価が問われそうだ。
連合は08年度の消費者物価上昇率の見通しを1%台半ばと想定して8年ぶりにベースアップを要求。高木会長は「こんな時期に賃上げ要求かという声もあるが、雇用も賃上げも追求せざるを得ない。家計の可処分所得がどんどん下がっていて内需が盛り上がるのか」と説明した。
正社員中心に賃上げ要求する一方、非正規労働者らの失職が増える現状に質問が及ぶと、「非正規労働者の雇用を放っておくということではない」と反論。「解雇の前にやれることはあるはずだ」とし、経営側を批判した。 2009/01/05 18:43 【共同通信】
まったく「こんな時期に賃上げ要求か」です。 連合という組織はこのご時勢に「賃上げ要求」。呆れます。要求することが仕事なので、どんな時でも要求、またまた要求、際限なく要求です。(さすがに民主党と行動が似ています。)
派遣をはじめとする非正規雇用問題は、グローバル化のもとで国際競争を勝ち抜いていかなければならなくなった企業が、以前のほぼ一律終身雇用形態を、一部終身雇用一部有期雇用と二極化させたことに原因があります。しわ寄せは、片方、非正規有期雇用者側に「低報酬、無年金、無保険、解雇」などの形で集中的に及びました。 労働組合は今でこそ非正規雇用について言及するようになりましたが、これまで、連合など多くの大手正規雇用者労働組合は自らの既得権を守るためだけに行動し、それらを黙認してきました。そしてこの期に及んでも「賃上げ」要求です。
その意味で連合は、一部の「終身雇用労働者」の既得権益組織ともいえるでしょう。彼らが同じ労働者として、非正規雇用者の労働問題を真剣に考えているとは、とても思えません。
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