#36 「生徒会長選挙」 Quiet Things That No One Ever Knows
One Tree Hill
オクタビオ・パス曰く 「孤独とは人間の最も深遠な状態だ。人間は自分が孤独だと知る唯一の生き物だ。」
デブが数日留守をして帰ってきたら、ルーカスがいる。ルーカスがここで暮らすことになったと聞いて、ここはルーカスの家ではないと、デブは少々納得がいかない。ダンは、「ヘイリーが家を出た」とデブに報告。大事な一人息子を取り戻したがっているこの両親にとっては、ヘイリーが家をでたことはグッドニュースらしい。
ネイサンは学校にも行かず、家に閉じこもってゲームばかりしている。つらいんだろうね・・。
久しぶりに登校してきたと思ったら、彼は教室でビールを飲み出した・・。ルーカスはネイサンの様子を見かねて、ヘイリーの携帯に電話をするけれど、留守電で連絡がとれない。ネイサンは「停学」。学校からも両親に連絡がいき、ダン夫婦がネイサンを訪ねてくる。ダンは、「たかが女で人生捨てる気か」とか言いたい放題。とうとうネイサンはダンを殴ってしまう。デブもダンと同じでヘイリーとの結婚を認めていないわけで、この親はネイサンには「重苦しい」だけだろうね。
ペイトンはジェイクをライブに誘うが、ジェイクは、ジェニーの面倒も見なくてはならないし、学校もあるし、バイトも探さなくてはならない。遊んでいる時間はない。ジェイクの厳しい現状を、ペイトンも頭ではわかっているのだけれど・・・・。一緒に出かけようとしたら、ジェニーが熱っぽい・・ジェイクは、ジェニーを病院に連れて行きたくても医療保険に入っていないから行けないという。ペイトンは、お父さんからもらった万一の時のためのへそくりを差し出す。子供はよく熱を出すし、医療保険がないと不安だと思うけれど、アメリカは「国民みな健康保険」の日本と違い、医療保険に入っていない人も多いらしい。
「ブルックと寝たけどエリカに一票」なんてシールを胸に貼った男子・・・エリカの選挙運動の一環らしい。ブルックは頭にきて彼に掴みかかる。
それに、エリカ、「選挙用スケジュール」をブルックの分まで代わりに受け取って、ブルックに渡さなかったり。やることが姑息だわ。
選挙の応援演説が「10分後に始まる」とダーラムコーチに言われて、ブルックはびっくり仰天。エリカのおかげで、ブルックは10分前までそれを知らず、応援演説をしてくれる人がいない。かたや、エリカの応援演説は校長がやっている・・困ったブルックは、靴下で作ったエリカ人形を相手に、人形芝居の演説を始める。・・
ところが、ここでマウスが「僕がやります。」と、ステージに上がる。
「校長先生はエリカの功績をいくつも話してくれました。それならブルックの場合は短いスピーチですむでしょう・・・」
「御存じのように、ブルックはトゥリーヒル高校の人気者です。僕とは正反対。でも僕の友達です。それは彼女が、僕がオタクでも、服がださくても、バス通学でも、気にしないからです。彼女は差別しないんです。そういう人こそ生徒会長にふさわしいですよね。表面上の違いを気にしないで、みんな友達と思える人が。」
「今年はブルックにとって激動の一年でした。僕たちと同じように。でも気づかなかったはずです。つらい日々が続いた時もブルックは言わなかったから。そういう人です。ブルックはタフで頭の回転が速い。僕はそれこそがリーダーの資質ではないかと思います。ブルックは僕の友達です。だから投票するんじゃない。温かいハートと前向きなスピリットの持主だからです。ブルック以外に生徒会長はいません。」
・・素晴らしいスピーチ、すごい、マウス!拍手喝采だよ!
演説が終わった後で、後片付けをしているブルックにエリカがに話しかける。「・・カッコイイよ、いつも綺麗だし・・」 「・・・なんで、私が毎年先生に応援演説してもらうか知ってる?・・私にはマウスみたいな応援してくれる友達が一人もいないから。・・とってもいい演説だったね、あんたに投票しそうになっちゃった。してないけど。」「・・生徒会が私のすべてなの。私にはそれしかない・・幸運を祈ってる」
選挙結果。生徒会長はブルック・デーヴィス!
ブルックが生徒会室に行くと、エリカが荷物を片付けている。ブルックはエリカに話す。「昨日あんたが言ったこと考えていたんだ。生徒会が私のすべてってやつ。・・・私も同じように考えていたなって思って。自分を一つの型にはめちゃう感じ。・・私はずっとリッチだった・・・だから親が破産したとき、私はもう私じゃないと思えちゃって。」 「・・・・これで高校生活が終わったわけじゃないよ。・他にも夢中になれるものがあると思う。・・・・ほんと言うとね、私に生徒会長できるのか心配で。」 エリカ「面白いね。あんたはここにきてビビってて、私は出ていくのにビビっている」 ・・たぶんエリカには、また違う高校生活が待っていると思うね。
ジェニーの世話や生活のことで手が一杯のジェイク。 ペイトンはこれからはパパの部屋で寝ると言い出す。頭ではわかっていても、ペイトンはなんだか寂しかったのだと思う。ジェイクはペイトンを好きなのに、一歩踏み出せなかったことを反省。ジェイクはやっとペイトンに本当の気持ちを打ち明けることができる
二人がキスしていたら、ジェニーが隣でにこにこ
ジェニーを間に挟んだ二人は、まるで新婚の若夫婦のようだわ。
夜中にヘイリーからルーカスに電話が入る。ヘイリーはとても忙しそうで、違う世界にいるみたい。「ネイサンは?」と気にかけていたけれど。 ルーカスは「・・あいつにはお前が必要なんだ。あいつはほんとにお前に惚れているんだから、早く帰ってこいよ」と伝えるけれど、「終わりだと彼が言ったんだよ」とヘイリーは言う。
ネイサンが街のコートで一人でバスケをしている。そこに、カレンがルーカスを探しにやってくる。ネイサンはカレンにヘイリーを失ったつらさを打ち明ける。「ヘイリーがツアーに出たいと言った時、俺こう言ったんです。クリスと一緒に行くなら、終わりだって。本気じゃなかったけれど。・・ヘイリーは行っっちゃいました。あいつが帰ってこなかったら、俺、どうしたらいいのか・・」 ルーカスを失ったカレンと、ヘイリーを失ったネイサン・・
ネイサンは意を決してヘイリーに電話をする。でも留守電。通じない。
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