#40 「ジェイクの決意」 The Lonesome Road
車を走らせているネイサンに、ジョージアのテイラーから電話がかかってくる。テイラーは有名なクラブでダンサーをしていた。テイラーと飲んで騒いで、沈んでいたネイサンにも気晴らしになったみたい。ネイサンはテイラーにキスしようとするけれど、・・やっぱりできなかった。
ジェイクとジェニーは、ルーカスの助けで、とりあえずネイサンとヘイリーの部屋に避難。ジェイクは、ジェニーを手放すか刑務所に行くしかしかないと言われる。ニッキに呼び出されて、ジェイクが会いに行くと、ニッキが言ったことは「ジェニーはジェイクの子供ではない」・・・これはびっくりした。ジェイクは信じなかったけれど。
ルーカスとペイトンは、ジェイクのことで、ホワイティコーチに呼び出される。ジェイクはコーチに以前の出来事を話す。
以前バスケの遠征で、ジェニーを一日だけニッキに預けたことがある。家に帰るとジェニーもニッキもいなかった。探しまわって、バーの前にとまっているニッキの車を見つけた。ニッキは酔いつぶれて、ジェニーは後ろの席に寒さに凍えていた。そんな女に大事な娘を三か月も渡せない」と。 これはひどい。ジェニーを渡すわけにはいかないわ。
ジェイクは、けりをつける決心をして、刑務所に出頭。ペイトンが面会に来る。ジェイクはどのくらい刑務所にいなければならないのだろう。 ジェニーはどこ?と聞かれて”安全な場所”とジェイクは言っていた。”安全な場所”というのはホワイティコーチのところ。コーチならジェニーを守ってくれるだろう。
ルーカスとダンは、なんだかお互いに様子を探り合っているような雰囲気。ルーカスはたぶん、ダンの弱味を探している。 ダンの留守に、ルーカスは天井裏に現金と帳簿が隠されているのを見つける。 アンディと二人で帳簿を盗みに忍びこむ。ところが、そこに帳簿も現金もなかった。気づかれた?アンディは、これ以上は危険だから、カレンの家に戻るようにルーカスに言うが、彼は言うことを聞かない。
アンナを、前の町の友達ダービーが訪ねてくる。ダービーは、レズビアンで噂された相手。彼女は自分のことを両親にカミングアウトした話をする。 ダービーと別れてから、アンナも両親に自分のことをカミングアウトする。 アンナは、逃げ出した前の学校に戻って、そこからやり直すつもりだとルーカスに告げる。この二人はいい友達になれたね。
チアリーダークラブの友達がブルックをパーティーにを誘いに来る。ブルックはカレンズカフェでのバイトがあるのに、誘いにのって、結局バイトをサボってしまう。 カレンに、やる気がないのなら前払いしたバイト代を返してと言われてしまう。バイト代はもう使ってしまってないし・・。 罰として外出禁止。そのうえ、「お手伝いのリスト」を渡される。親に叱られたこともないし、お手伝いも初めてブルックは、呆気にとられている。
仕方なくキッチンの床磨きをしているところに、ルーカスが来る。モップがあるのに、せっせとスポンジで床磨きをしているブルック。 掃除をしたことがないから、モップを使うことも知らない。・・ルーカスに笑われて、キョトンとしているブルックが可愛い!
ダンがルーカスに、監視カメラをつけたと言う。ダンはしっかり気がついているね。 そして、『シャーロックホームズの思い出(原作ドイル)』の本を渡して、ルーカスに言う。 「・・ドイルは嫌気がさしたんだ。人のことをこそこそ嗅ぎまわる卑怯な主人公に。だから見切りをつけて、最後にホームズを崖から落として死なせたんだ」 ルーカスが言い返す。「話のポイントはそこじゃない。シャーロック・ホームズは崖から落ちる時、モリアーティを道連れにしている。ホームズは自分を犠牲にして悪者を倒したんだ。ドイルが伝えたかったのはそこだと思う」 父子で、火花バチバチ・・
家に帰ってきたネイサン。留守電にヘイリーからのメッセージが入っている。ネイサンはそれを聞かずに消去してしまった。彼は結婚指輪を電話の上に置く。