◆東北地方の談合◆<script type="text/javascript"></script><script src="http://as.yl.impact-ad.jp/bservers/AAMALL/acc_random=81229806/pageid=96038391/AAMB0/SITE=NATIONAL/AREA=P.RECTANGLE/AAMSZ=300X250/OENCJP=SJIS"></script><script type="text/javascript"></script>
東北地方では1970年代後半、東北建設業協議会と称するゼネコン各社の談合組織が作られ、うち1社の社員を仕切り役に公共工事の受注業者を決めていた。協議会は91年ごろ表向き解散したが、談合は続いた。 岩手県の公共工事では遅くとも80年代前半頃から小沢一郎・前民主党代表の事務所が影響力を強め、談合で小沢事務所の意向が「天の声」とされ、受注業者の選定に決定的な影響力を及ぼした。小沢事務所は97年ごろから秋田県の公共工事への影響力も強めた。 受注を希望するゼネコンは小沢事務所に「天の声」を出して欲しいと陳情し、了承が得られた場合は談合の仕切り役に連絡、仕切り役が小沢事務所に確認した上で受注業者とする談合がとりまとめられていた。 西松建設を含む各ゼネコンは、「天の声」を得るため、名前を隠し、下請け企業などから小沢氏側に多額の献金を行わせていた。(続く)(2009年6月19日20時42分 読売新聞) 西松建設事件の初公判で検察側が指摘した民主党の小沢一郎代表代行側による公共工事への「天の声」問題。自民党はここぞとばかり追及姿勢を強めるが、小沢氏自身は口を閉ざし、民主党幹部も「党としてコメントしない」(岡田克也幹事長)と歩調をそろえる。衆院選への影響を最小限に食い止めるため、“だんまり戦術”を支えている。 「国民生活を無視した政治を変え、政権交代の夏にしなくてはいけない」。21日午後、宇都宮市で開かれた民主党参院幹部のパーティー。小沢氏が19日の初公判以来初めて公の場で発言するとあって、報道陣が多数詰め掛けた。だが小沢氏は民主党のPRと麻生政権批判に終始。「天の声」には一切触れないまま、会場を後にした。 民主党の勢いをそぎたい自民党は、安倍晋三元首相がテレビ番組で「小沢氏は党のナンバー2だ。コメントする必要がある」と批判。菅義偉選対副委員長も宮城県東松島市で小沢氏を国会に参考人招致すべきだ表明した。 代表辞任前は小沢氏に厳しい姿勢をとってきた民主党の蓮舫参院議員もテレビ番組で「小沢氏は代表を辞めて政治責任を取った」と擁護論を展開。 鳩山由紀夫代表は秋田市での集会で、「天の声」には全く触れず、政権批判を展開。岡田氏も茨城県笠間市の講演で、自民党内の総裁選前倒し論に触れ「自民党には政権担当能力はない」と言い切るなど、「政権交代」を前面に押し出して乗り切る構えだ。2009/06/21 20:09 【共同通信】
「小沢事務所」は、(遅くとも80年代から)東北地方公共事業で影響力を強め、「天の声」とも言われる力を持っており、ゼネコン側から献金をむさぼっていたとのことである。 しかし、この件に関して、民主党の幹部達、小沢筆頭代表代行本人、鳩山由紀夫代表、岡田幹事長らはそろいもそろって、一切触れずノーコメント。 民主党は、皆で結託して「臭いものには蓋、ノーコメントでやりすごしてしまえ」という算段のようです。 蓮舫議員などは、小沢氏が「党のナンバー1」から「党のナンバー2」になっただけで、立派に「政治責任を取った」と言っているそうで、まったく気味が悪いくらい身内に甘い政党です。国民は、まったく舐められたものです。 小沢氏本人は、今もしっかり党の中枢に陣取っているわけで、こんなことが通るならば、以後、西松問題と同様なことがおこっても、民主党は、同じように「蓋」をして「目くらまし」をしてやりすごしてしまう可能性大ですね・・ 民主党は、一昔前の自民党の金権体質をそっくり受け継ぎ、「金権民主党」として出発するつもりなんですかね。
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「麻生降ろし」封じ 安倍晋三が動く 孤軍奮闘の全面援護 (1/3ページ) 2009.6.21 22:18
(一部抜粋)
自民党の安倍晋三元首相 日本郵政人事をめぐる鳩山邦夫前総務相の更迭劇を受け、内閣支持率が急落する中、麻生太郎首相の盟友として知られる安倍晋三元首相が、顕在化する「麻生降ろし」封じ込めに向け、活発に動き始めた。自民党内の動揺がなおも続き、7月12日投開票の東京都議選で大敗すれば、次期衆院選で民主党は圧勝しかねない。そんな危機感を抱きながら孤独な戦いに挑む安倍氏。その思いに首相はどう応えるのか。 (石橋文登、加納宏幸)
「(鳩山氏更迭の)首相の判断は間違ってない。民営化会社の人事に関し、政府はめったなことで口を出すべきじゃない。そもそも総務相が自分の首と社長の首をてんびんにかけて首相に決断を迫るのはおかしい」
21日朝、「新報道2001」(フジテレビ系)に久々に出演した安倍氏は首相の援護射撃に徹した。
「総裁選前倒しでトップリーダーを代えることは考えるべきではない。国民に姑息(こそく)な手段と見られるだけだ。首相のもとで結束し、いかに魅力的な政策を打ち出せるかに勝負がかかっている」。安倍氏は麻生降ろしをこう牽制(けんせい)すると、返す刀で民主党の鳩山由紀夫代表を徹底批判した。
「北朝鮮に対しては友愛外交では全然ダメだ。しかも鳩山氏は『日本列島は日本人だけのものじゃない』と言っている。彼には国家の概念がない。主権意識がない」
鳩山氏の資金管理団体の政治資金収支報告書に故人の献金が記載されていた問題もこう皮肉った。「鳩山氏は『企業献金から個人献金に制度を変えていくべきだ』と言っていたが、彼の言う『個人』は『故人』だったのか」
これまで表だった動きを控えてきた安倍氏だが、支持率急落を受け、考えを変えた。「安倍政権で一番苦しい時に支えてくれたのは麻生さんだった。今こそ恩返しすべきだ」。周囲にはこう語ったという。 (続きあり) (MSN産経)
「民営化会社の人事に関し、政府はめったなことで口を出すべきじゃない。そもそも総務相が自分の首と社長の首をてんびんにかけて首相に決断を迫るのはおかしい」
鳩山(弟)、鳩山邦夫氏は辞任後も、ああだったこうだったとニュースを撒き散らしている。「正義」だのと気取っても、苦境にある自分の党「自民党」を、より混乱させていることは確かである。裏で政治を操ろうとしているマスコミ人でもいるのではと、疑いたくもなってくる。
そんな中で、安倍氏の言動は筋が通っている。潔い。こういう方が自民党にいる、それが一番嬉しい。