海岸にて

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「民主案は36万円の負担増 温暖化対策で経産省が試算 」

2009-08-07 | 民主党

政府案なら7・7万円、民主案は36万円の負担増 温暖化対策で経産省が試算 (1/2ページ) 2009.8.5 22:08

 経済産業省は5日開いた総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)需給部会で、温室効果ガスの排出を「2020(平成32)年までに05年比15%削減する」との府の中期目標について、1世帯あたり年7万7千円の負担増が伴うとの試算を提示した。同時に、政府以上に厳しい民主党の目標について、36万円もの負担増になるとの試算も示した。背景には、民主党の政策の問題点をあぶり出そうという思惑もありそうで、衆院選でも大きな論点となりそうだ。  

  

(中略)

  

 民主党の目標は、政府目標の2倍に相当する「1990年比25%削減(05年比30%削減)」だが、部会で提示された家計の負担増は、可処分所得の目減り分22万円、光熱費の増加額分14万円の計36万円というもの。さらに、産業活動を抑えて生産量を減らすことも必要だと指摘した。

 これについて、別の委員は「政権交代の可能性を見据え、民主党案を記載したのは目を引く。(現実味のなさを強調したい)経産省のメッセージが込められているのだろう」と述べた。実際、二階俊博経産相は、民主党案について「実現不可能な法外な希望」と批判。同省幹部によると、二階氏周辺が政府目標との比較をあえて提示すべきだと指摘したとされる。

 もともと民主党の目標に対しては産業界などの懸念も強く、衆院選に向けた大きな論点だった。民主党の岡田克也幹事長は4日の日本経団連との会合で「数字は前提の置き方でいろいろ変わる」と指摘したが、衆院選に向け、家計の負担増についてどう説明するのかが問われることは確実だ。   (MSN産経)

 

 

問題 

政府の中期目標-1世帯あたり年7万7千円の負担増

民主党の目標(政府目標の2倍に相当する「1990年比25%削減」) - 家計は、計36万円もの負担増

   

 

 

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『ハチ公物語』 

2009-08-07 | 映画・ドラマ 

リチャード・ギア主演『HACHI 約束の犬』が、明日(8月8日)からロードショー公開だそうです。 犬も飼ったことがあるし、リチャード・ギアもまあ好きだし、なにか気になっている映画ですが、

仲代達矢さん主演の邦画『ハチ公物語』(1987)映像を見ていて、涙・・。 「待つ」ってどういうことなのでしょうね・・・・・

 

 

Hachiko monogatari - Bittersweet (Akita dog)  (You Tube) 

   

                                 

 

こちらは、リチャード・ギア版予告

HACHI 約束の犬

 

 

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「東アジア」と「市町村」の間

2009-08-07 | 政治〈国内〉

アジア共通通貨創設を=鳩山代表が月刊誌に論文 

 民主党の鳩山由紀夫代表が10日発売の月刊誌「Voice」9月号に、「私の政治哲学」と題した論文を寄稿していることが6日、分かった。鳩山氏は持論の「友愛」について「われわれが目指す『自立と共生の時代』を支える精神」と強調。「友愛が導く国家目標」として、「東アジア共同体」の創設を挙げ、アジア共通通貨の実現を訴えている。

 
 鳩山氏は「米中両国のはざまで、日本はいかにして国益を守るのか。これはアジアの中小規模国家が思い悩んでいるところだ」と提起。「各国の過剰なナショナリズムを克服し、経済協力と安全保障のルールを創り上げていく道を進むべきだ」として、東アジア地域で恒久的な安全保障の枠組みを構築し、共通通貨をつくるべきだと提案した。
 地方分権に関しては、「『地域主権国家』の確立こそ『友愛』の現代的政策表現だ」と強調。地域経済の再生に向け、基礎自治体(市町村)への権限移譲を進めるとした。(2009/08/06-21:30)
(時事ドットコム)

  

  

 

 

民主・鳩山氏は、ここで2つのことを主張しています。

・「友愛が導く国家目標『東アジア共同体』」 

「『地域主権国家』の確立こそ『友愛』の現代的政策表現・・・基礎自治体(市町村)への権限移譲」       (これらとは別に外国人地方参政権も

  

これらの主張の裏で、鳩山氏に最も軽く扱われ、スルーされているもの、それは「国」です。「日本国」です

 

東アジア共同体なるものを創設し、共通通貨など造ったら、あっという間に、日本という国は中国に飲み込まれてしまうのではないでしょうか。そして、鳩山氏は同時に、地域主権→ごく小さな自治体に権限委譲をすると言っている。 これで、日本国は今よりもっと「無防備」になるのではないでしょうか。  「各国の過剰なナショナリズムを克服して~」「東アジア地域で恒久的な安全保障の枠組みを構築し、共通通貨をつくるべきだと提案」などと述べていますが、 ・・ 中国のここ数年の莫大な軍事費増大や尖閣諸島問題、経済面では一方的なIT情報強制開示制度など、力をチラつかせた中国の独断的な言動について、鳩山氏はどう考えているのでしょうか。ウイグル問題など中国政府の横暴について鳩山氏はどう考えてしているのでしょうか。これら現実の問題は、鳩山氏の言葉から全く見えてきません

 

 

彼の理想であるらしい「友愛」であふれた「東アジア共同体」、そして、小さな地方自治体「基礎的自治体(市町村)への権限委譲」・・・

 

その間にあるはずの「日本国」は? どんどん希薄になり・・・そして見えなくなる ・・・・

  

 

 

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