小社会 2009年08月15日08時03分 |
「だますものだけでは戦争は起こらない」と、映画監督・脚本家の伊丹万作(十三さんの父)が「だまされる側の責任」を問い掛けたのは敗戦翌年の春だった(「戦争責任者の問題」)。
「なぜそんなに簡単にだまされるのか(伊丹氏)」・・戦前も今もマスコミが果たした役割を考えると、よくこのような記事を書けたものだと思う。 マスコミの情報操作が上手かったから、とで言ってもらいたいのか?
歪曲情報拡散を実行しているのは、昔は新聞とラジオ、今は新聞とテレビである。全ての情報の中核にいて大きな役割を果たしているのはマスコミ自身である。実行部隊であったマスコミ自身の責任は、何なのか?
昔に限らず今も、情報の小細工大細工、再生産なら、お手の物なのだろう。 「『だまされていた』といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」という伊丹氏の言葉を持ちだして、「戦後の歩み」がどうの「構造改革」がどうのと書いて、「きょうは終戦記念日」という言葉で締めくくる。まったく気味の悪い論理展開である。
戦後、マスコミはより主体的になり、いっそう巨大化した。マスコミはまともな情報もそうでない情報も、情報を上手く調理して利用する。 自身の”責任隠蔽、責任転換”も仕事のうちなのだろう。 、
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