詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

風卵10 マッチ箱短歌・1「よみ人しらず」届く

2019-12-20 11:56:27 | 短歌情報


風卵舎は
2007年に黒沢忍と浅川洋によって結成された。
才気あふれる二人組。
独自路線を歩んでおられる。

何年か、いや何年も前、
浅川さんの個展にお邪魔したことはあった。
それよりも前、黒沢さんと浅川さんには「日月」の会で
お目にかかったことがある・・はずだ。
中老ともなると記憶があやふやとなる。



わたしも独自路線と言えばそうなのだけれども
「マッチ箱短歌」を拝見し、やられた!って感じ。
何よりその活動を楽しんでいるのが伝わってくる。
楽しくなければ藝術じゃない!

わたしはかつて短歌を蝋燭の焔に喩えたが
おふたりはマッチの火に喩える。

灯り続ける焔と一瞬で燃え尽きる火と
美しさで言えば後者であろう。

わたしはいま、負けているが一発逆転を
狙って頑張りたいと思わせてくれる活動である。

自己模倣に陥らず、マンネリを恐れる姿勢を
わたしも学ばなければならない。


*掲げた画像は頂戴した冊子26/40 サイン入り!
とガチャタンふたつ。ガチャポンの短歌だから
ガチャタンか!といま気づきました。
色合いの美しさはインスタ映えだなって思って
着ていたジャージの上に並べて撮りました。