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なんだかいい天気ですね。
朝からワイドショーで筒美京平さんの訃報とともにその
業績が知らされました。
偉大な方でしたね。改めてそう思います。
懐古趣味とお思いでしょうが筒美京平の音楽が
幼少期から青春時代にあった私としては
リアルタイムに聴くことや歌うことができて良かった。
「サザエさん」の主題歌も筒美京平だって。
筒美京平の曲はイントロから口ずさむことができる。
私だけでしょうが、今の歌はサビしか口ずさめなかったりする。
その差は大きいです。
懐古趣味の続きですが森川正太さんの訃報を知りました。
最近はテレビドラマを見ることもありません。
「半沢直樹」すら見たことがないんですから極端ですね。
森川正太といえば「俺たちの旅」。
主題歌も良かったし、カースケ(中村雅俊)の妹役の
岡田奈々も可憐でしたね。
挿入歌?の「ただおまえがいい」も良かった。
私はまだ子供でしたがこのドラマのような
モラトリアムを生きる青春に憧れましたよ。
それが、全然そうはいかなかった。
大学で武道部なんて入るもんじゃありません。
挙句の果てには北陸へ失踪しなければならなかったんですから。
懐古趣味といえば私の短歌に対するスタンスも懐古趣味。
特に1950年代から60年代の短歌に惹かれますが、これは
最近の短歌を不勉強にして知らないということもあります。
最近やっと頂いていた歌集を紐解き始めたんですが
好きだった作品を紹介して終わります。
美女の横に惚けたる爺のごとくをりこれだから写真に写りたくなし 『醜の夏草』大山敏夫
歌作ることはすなわち遺書を書くことにも似たりわれも歌書く 『濱だ』 浜田康敬
こうえふは仕舞ひの合図くわえふのいちやうはまさに天を突く銛(もり)『清韻』 綾部光芳
これからは機会を見て好きな短歌作品を一首ずつ紹介してゆこうと思います。
おしまい。