詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

月と星を語るの巻

2020-10-02 12:01:59 | 千駄記


お昼になりました。
今日も秋晴れ。10月2日です。

昨日は中秋の名月でした。
ネットや新聞にはきれいな星景写真が掲載されました。
私はカメラを取りに家に帰ってから工場の近くの
高台の公園へ向かいました。誰もいない夜の公園。
ひとりやふたりいた方が実は怖いんですよ。

一人より二人が怖いエレベーター   の類です。
誰もいない方が怖くない。月だけを撮影。

地球から月までの距離は38万キロメートル。
人間は時速4㎞で歩くそうですから計算すると・・
1年間歩き続けて35,000㎞進みます。10年くらいで着きますか。
私、算数2だったので自信のない計算です。
こないだNHKでアポロ11号のアナザーストーリーを観たんですが、
アポロは4日間で月に行ったらしいです。
いまならもっと早く行けそうですが、そういうもんではないのかしら。


三十八万キロかなたも余地はなく名づけられたる月面図あり(『百年猶予』石川幸雄)

月には月面図というものがありまして
「静かの海」「中央の入江」「嵐の大洋」などと名付けられています。
月面の下の方にあるみかんのヘタみたいのは「ティコ」と呼ぶ。
直径85㎞のクレーターだそうです。インターネットは何でも教えてくれます。

10/6に地球に最も近づく火星には「オリンポス山」と名付けられた
火山があって標高21.9kmだそうですよ。エベレストが約9㎞ですから
2倍以上の高さを誇る。想像できません。もはや壁。

たまに星の写真を撮りますが、夜空を見上げて無数の星が・・
なんて安易に言いますが、太陽系が属する銀河系の星の数は
2000億個くらいだそうです。
わが国の2020年度の一般会計総額が過去最大の102兆円超え。
銀河系の星の数の何十倍もの一円玉が
日本には必要なんですって。

なんか、怖い。


おしまい。