詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

GoToキャンペーンだと。

2020-10-08 12:02:17 | 千駄記

↑妹です。

寒くていけません。台風が来ているようです。
週末の天気が気になります。暴風雨だったら引き籠って
映画観たり、横になったり、座禅組んだりしないで
短歌の仕事に打ち込むぞ!と言い聞かせておきます。

――人の心を知ることは……人の心とは……
私は そのひとが蛾を追ふ手つきを あれは蛾を
把へようとするのだらうか 何かいぶかしかつた

立原道造の一節です。

昨日でしたか
妹が、「あんた厄年なんじゃない?」とパソコン見ながら言いました。
私も検索して厄年早見表なるものを見ましたが、全然違うし!

妹が見ていたのは厄払いで有名なところのホームページだそうで、
「あんたは今年、小厄なんだってさ」と言います。
前厄じゃなくて小厄っつうのがあるのか?と聞き流しておりますと、
肌寒かったのか事務所の窓を閉めながら
「小厄の割にあんたは今年なにも無さそうで良かったにぃー」
などと続けます。

・・・「いや、あのぉ、父を亡くしてるんですけどぉ今年。」
と言いますと・・
「あああ、そうだ!」と妹は叫びつつ「しまった!」という顔をしました。
奴は父を亡くしたことをぶち忘れていたのでした。
あの偉大なる父の死を!

父の遺影はまだ工場の2階に祀ってありまして、
「ちょっとお線香あげてくるからにぃー」なんて言っちゃって
毎日のように手を合わせている妹だったのに・・。

「いやいや、あんたの体調面で何もなくてっていう意味だよ」
と、妹はしどろもどろになっていましたが・・・・・全然ダメ!

巷ではGoToトラベルやらイートやらの話題。
お得って言ったって税金ですからね。
みんなが使わないと不平等ですよ。
そういうの利用してどっか行かなきゃもったいない。



おしまい。