詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

もう潮時でしょう。

2022-03-09 15:27:49 | 千駄記


国宝『帝釈天騎象像』とコウノトリ。
先日作ったわがポストカードセットの中の1枚。
昨夜の十月会例会で私を昔、十月会に推薦してくれた
旧知の姐さんに「これやるよー」と渡したのです。
12枚組なんですが、「これだけもっとちょーだい」と仰ったので
「じゃ、用意して送るよー」と応えました。
会終了後、姐さんが「やっぱり図々しかったわよね」と
謙虚なことを仰るので「図々しいのは昔からだろ!」と
笑顔で応えておきました。
さっそく今朝、印刷屋さんにコレだけ発注。
1週間もすれば届くでしょう。でも100枚単位なんだよなー。


3/9(水)晴

週半ば。今日は6:00に現場に出かける社員のお見送り。
その頃ぐんぐんと太陽が昇ってきました。
ほんとは私が傾いていったわけですけどね。

だって地球は回ってるんだもん。
<だって地球は丸いんだもん!>フォーリーブスの
「地球はひとつ」の言い回しを真似てみました。
わかるかなぁわかんねぇだろうな・・・
これは先日亡くなった松鶴家千とせ師匠の真似です。

昨夜は久しぶりの十月会例会。出席者20名に至らず。
「十月」155号評でした。
活発な論議にならず。概ねみなさん黙っていました。
私は発表者に質問しましたが、思った展開にならず。

短歌の世界でも同人誌の解散や結社の解消などを
遠目にすることがあるし、私もその現場に立ちあった経験がありますが、
思い浮かぶ言い回しといえば「役目は終わった」というやつです。

「我々の役目は終わりました。今後は個々それぞれが云云かんぬん」
ってセリフですが、私はそんな言い回しはしないつもり。
自分が役を担っているとは思っていませんからねー。

もう潮時でしょう・・・くらいは言うかもしれません。



おしまい。







「鱧と水仙」58号

2022-03-09 13:03:47 | 短歌情報


「鱧と水仙」58号届く。2022年2月25日発行 定価1000円。


藪の会の同人誌。巻末の名簿を見るとメンバーは21名。
概ね関西から四国九州の方々が多いみたいです。
最近の私は短歌商業誌もロクに読まないので
文章の多い同人誌を読むのは楽しい。

特集1 馬場あき子の歌集を読む
特集2 私の行きつけ
他、季評、エッセイ
短歌作品で構成される全98頁。



会員の山中もとひの作品を2首紹介する。
「おもに白いものの短歌(うた)」より

白杖の人に肩を貸しながらスマホを見つめて歩める女
怒りつつ今夜彼女は眠るだろう白雨に叩かれ川は膨らむ