詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

ペヤングの湯切りをしつつ。

2022-03-22 12:01:24 | 千駄記


十月会レポート「十月」156号が発行されました。
年三回刊の十月会の冊子です。
今号は題詠10首と300字小文を会員それぞれが書いています。
私の「金にこだわるうた」から一首紹介します。

ペヤングの湯切りをしつつ あいつにも優しくできた金さえあれば

ペヤングソース焼きそば。こどもの頃の主食。
当時は「湯切り」がこどもには難しく、何度火傷しそうになったことか。
また、お湯と一緒に麺もこぼしちゃったり。
いまでもペヤングを見ると、センチメンタルになるわけです。
ウイキペディアを見ますと、
1975年(昭和50年)3月にカップ焼きそばとして発売開始。
と、ありましたよ。
なるほど母がいなくなると同時に発売されたんだな。
小沢昭一が言っていたように、正に「味覚とは郷愁なるや」です。
今のパッケージは湯切りが簡単にできるように進歩しています。


3/22(火)雨

冷え込んでます。
数日前、都内でも開花宣言が出されましたが、
ひとけた台の温度だそうで冬の気温。
すでになんだかこの寒さは懐かしくもあり。

生業は峠を越えてしまいました。
またまた時短勤務を考えないといけません。

おしまい。