青い鳥を常に求めて

人生の理想を追求する姿勢で何事にも当たりたい。

元旦初雪

2008-01-01 13:40:00 | Weblog
暗い怪しげな空模様だが、風が凪いでいる。中部空港もどうにか飛ばせるのかと思った。

午後、俄に白いものがちらほら。これが初雪だろう。

午後には青空も出るが、典型的な冬型だから、このまま済むはずがない。

年賀状が民営化で午前中に配達されれば上出来と思っていた。

ところが9時少し過ぎに届いたのである。毎年配達時刻には門で待って、アルバイトの青年に「ご苦労様」と祝儀袋を渡すのが長年の習慣である。

今年はそれで、渡すことができなかった。

出さなかった枚数が数枚、家内も同数で、早速印刷して、午前中に投函できた。

我が家の娘夫婦のように31日投函の人もいるから、賀状はなれが起きているのかもしれない。年々年賀状の売れ行きが減っていると言う。

今朝の雑煮が不味かった。餅に問題があって、汁がにごってしまった。

所謂、うるち米か粉が入っているのだろう。杵つき餅とあったから、高いのを買ってこれである。

歳暮に届いた名門の昆布巻きの店の商品だが、5種類全てが不味い。

こぶは長い時間掛けて煮込むのが本当で、当地にも知り合いの専門店があったが、一昼夜ことことと長く煮て柔らかくなるのである。

大量生産か、圧力鍋で短時間に仕上げたことが解る不味さである。少量の酢を加えると短時間で柔らかくなるのだが、昔の本物には到底及ばない。

金額ではなくて、本物が食べられなくなった若い人たちは可愛そうだと家内と語り合った。

丹波の黒豆も入っていた。蜜を使ったのかとろりと甘い味にコクがない。塩味が隠し味程度必要なのだがそれがない。

塩分控えめの今冬には良いのかもしれないが、甘党の私が食べたくない代物である。

それが高価な正月用品だというから情けない。

松前漬けも市販のものは不味い。昆布と数の子が嫌と言うほど入っているが、どろどろ不気味な舌触りである。

納豆でも口にした感触は私は苦手である。

結局、お昼は通常の我が家の味噌汁と我が家の松前漬けと白菜の一夜漬けに卵焼きは塩味にした。

家内の味が我が家の味となっているのかもしれない。

最近は時々、塩加減がいい加減になるのは年のせいかと言うと、いささか不機嫌になる。

今朝も風呂場へ行って驚いた。シャワーのコックの下の蛇口から半分の勢いではあるが水が出ている。

昨夜から今朝まで出たままだったらしい。「水で良かったが、これがガスだったら恐ろしい」と笑い飛ばした。

本人が非情に気にするからだ。そして、「一晩かかって役を流したんだね」と言うと、皮肉に聞こえたらしい。