ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

3本のDVD

2007-04-12 15:12:15 | TV DVD
今日は珍しくカミさんとDVDで「涙そうそう」を鑑賞した。
主演が若手の「妻夫木聡」と「長澤さとみ」であつたし、ヒットしたあの名曲の題名に惹かれたのだ。
幼い時に父と母に別れて、島のおばぁちゃんに育てられた血のつながらい若い兄妹2人の心の交流を描いている。
沖縄本島に出て早く自立しようとしている主人公、そして高校に入る為に島から兄と同居を始める為に出て来た妹。
自分の店を早く持ちたいと焦る兄、そして騙されて多額の借金をしてまう。
借金の返済でガムシャラに働くが、恋人との別れがある一方で妹の大学入学が決り大喜びをする主人公。
妹は兄に負担を掛けないように、そして心に秘めた恋心を払底する為にも自立する。
そこから話が急展開、ある台風の夜に心配して妹のアパートを訪ねるが兄は過労と栄養不足から倒れてしまう。
島での葬式の後に、おばぁちゃんが呟く妹に諭す言葉が心に残りました。
「自分の周りの人は皆亡くなった。人には短く生きる人や長く生きる人もいる。25歳で死んだ主人公も決められた寿命を精一杯生きたんだよ。だから残された人は逞しく生きて行く必要があるんだよ」と。
出来は B クラス。主人公の儚い短い人生を思い、涙が止まりませんでした。

「ディ・アフター・トモロー」
温暖化現象が論議されるなか、環境破壊の足音がどんどん近ずいて来る感じです。
南極で米国の一つの州に匹敵する氷河が崩壊する。その氷河が大西洋に流れ出し、台風様の巨大な雲を発生させて北米や欧州を覆う。
さらにこの雲で太陽の光が遮られて、氷河期に突入した大昔と同じ時代の気候になってしまう。
やがて米国の大半が降り続く雪で覆われてしまう。生残りを賭けて南米に脱出を図る人々。
そんな近未来の恐ろしい出来事を描いて大評判になった映画です。
昨今の予期できない天候の発生や、氷河の崩壊、さらに気温が2度上がれば種の30%が死滅する等の環境の変化が齎す現象を予測が出ている。恐ろしい事である。 出来はショッキングな内容だが B クラス。

「NORTH COUNTRY」
米国でも論議を呼んだ「集団訴訟」のはしりと言はれる「セクハラ訴訟」の実話を基にした映画。
夫の暴力沙汰を避けて2人の子供を連れて実家に帰る主人公。高給に惹かれて男子ばかりの職場とされる鉄鉱山で働く。
しかしそこは女子に職場を奪われると反発する男ばかりの職場。そしてセクハラでの嫌がらせの頻発。
敢然とそれに立向かおうとする姿に、両親や同僚の女姓工夫達もやがて理解を示し始める。
米国でも画期的と言われる、男女同権、セクハラの忌避を勝取った裁判と言われる。
実に重い内容を含んだ映画だったが、一女性のそして2人の子の母親の逞しさ、強さを見せて貰った映画だった。
出来は A クラスだと評価したい。

コメント
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