ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

マー君と祐ちゃん

2007-04-19 15:13:41 | インポート
昨年の甲子園を湧かせた2人の好投手が、それぞれ存在感を示している。

まずは一歩先にプロ野球に進路を求めた、楽天Eの「田中将大」投手。
初登板こそ力んだか散々の出来だったが、幸運が付き纏っているのかその後の登板にも恵まれていた。
そして昨日、強敵ソフトBKHを相手に堂々の完投勝利であった。
圧巻は初回ノーアウト満塁から、主軸打者を三者三振に打ち取ったのだ。
これまで腕の振りが小さかったのをかっての少年チーム時代の指導者から指摘され修正した。
辛口の野村監督も「マー君は強い星の下に生まれている感じがする。変化球も思い切り投げていた。ケチの付け様がないよ」とベタ褒めだった。
高校生からの入団で初年度に完投勝ちの投手は、あの松坂大輔投手以来の快挙だと言ふ。
甲子園では祐ちゃんに後れをとった彼が、堂々とプロの世界で一歩を踏み出した事を祝福したい。
花冷えの仙台の球場では寒さを吹っ飛ばす様な、チームとマー君の勝利に多くのフアンも大喜びだった。

もうひとりは神宮球場で六大学史上初めての開幕投手をつとめた早稲田大学の「斉藤祐樹」君だ。
何かと肩身の狭いアマ野球界で、六大学野球がこんなに注目されたのは最近では珍しい。
ラジオやTVで放送もされる等の注目度大きかった。
甲子園で見せたあの柔軟で華奢な体躯から投げ出される投球が、実に頼りなげに見えるのは変わらない。
しかし相手は弱小校の東京大学とは言いながら、終始見事な勝利だったと思う。
チームの監督も彼の初登板を開幕試合にしたのは凄い決断だったのではないかと考える。
マー君同様に彼が持つ強運を信じていたからかもしれない。
4年間を大学野球に賭けた祐ちゃんも、プロ野球には絶大な魅力をを感じている筈だ。
マー君ともども成長して行ってくれる事を期待している。
コメント
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