ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

恐竜のはなし

2007-04-27 16:59:21 | 
7歳になったばかりの「孫」は小さい頃より恐竜が大好きだった。
いろんな本で恐竜の写真を見たり、恐竜図鑑まで持っている。
そしてあの難しい恐竜の名前を確りと覚えている。年寄りにはない記憶力で何時もビックリだ。
小生も「孫」の持っている恐竜の本で、一概に恐竜と言っても色んな種類の恐竜がいた事を知った。
「孫」は昨年の夏休みに幕張であった恐竜展を見に行く筈が、アクシデントで行けなくなって残念がっていた。
私共も「孫」のリクエストで、評判になった恐竜のしかけ絵本をプレゼントして喜ばれた。
小学校でも男の子の間では恐竜の本が大人気らしい、この頃の子供達が夢中になる要素があるのだろう。

半月程前のTVの報道ステーションで、兵庫県丹波地方で地元のマニアが恐竜の化石を掘り当てたニュースを報じた。
発見された恐竜の化石は、尻尾の下の部分で三角のエラの様に出ている部分の一部らしい。
その大きさを見ると尻尾の大きさが類推できる。さらにその尻尾の大きさから恐竜の全体像が想像できるそうだ。
それから考えると何と20Mを超す「世界最大級の恐竜」の可能性があるらしい。
確かにTV局内に尻尾の予想模型が飾られていたが大きなものだった。
川の近くで発見されたこの化石は、尻尾部分が川に達していたが、他の全身の化石は土中に埋まっている様だ。
長い間川に晒された化石は自然に磨耗して発見出来難くなるが、土中に埋まった化石は完全に残っている可能性があるらしい。
関西地方ではかなり話題になっているそうである。子供達の夢を叶えて上げる為にも早急な発掘を期待したい。

そして日本で初めて発掘された恐竜「ニッポンサウルス・サハリネンシス」の標本が北海道大学総合博物館にある。8年前から同博物館に展示されている。
体長4M程のこの化石は1934年に、旧日本領だったロシア・サハリンで見付かった植物食の恐竜だ。
頭や背骨の一部が欠けているが、両脚と両腕、尾っぽの椎骨など全身の6割がきれいに残っている。
こんなに全身に近い形で出て来たのは珍しいらしい。既に70年前に当時としては世界でも引けを取らない恐竜研究が行われていた事が判る。(朝日新聞お宝発見の記事から)

現在発掘が進む恐竜の化石の実現で、子供達にさらに大きな夢が膨らむ事を期待したい。

コメント
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